作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

いわゆる「慰安婦」「靖国参拝」問題の根本的解決

2013年06月08日 | ニュース・現実評論

木村幹 「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― なぜに日本の議論は受入れられないか | SYNODOS -シノドス- p.tl/2nCm- 比較政治学


木村幹氏の「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― 」は、全体としてよい論考だが、いわゆる「慰安婦」「靖国参拝」問題が、1990年代になって日本の「退潮」にともなって、中国、朝鮮(および日本人の左翼)が「政治的イデオロ ギー」として「国際世論工作」に利用しはじめたことについての、肝心な指摘がない。


中国朝鮮が「政治的イデオロギー」の問題として「慰安婦」「靖国参拝」を利用していることは、それらが1990年代になってはじめて外交問題化したこと からも明らか。この問題の本質は中国、朝鮮の「共産主義イデオロギー」にある。この論考がそのことを指摘していないのは根本的な欠陥である。


中国朝鮮が問題にする「政治的イデオロギー」としての「慰安婦」「靖国参拝」問題は、いずれにせよ中国朝鮮両国の「国家体制のイデオロギー問題」として解決されなければならない。中国朝鮮の自由民主化問題、チベットウィグルなどの人権問題の解決が根本。後者の解決にともなって前者の問題も解消する。


◎なぜここで橋下に“救いの手”なのか:永田町幹竹割り:So-netブログ p.tl/YyvC


 

3月1日(日)のTW:歴史認識問題の淵源 - 作雨作晴 https://is.gd/Ir2ino

朝日新聞「従軍慰安婦」誤報問題の本質など2 - 夕暮れのフクロウ https://is.gd/wY8MLb

※ご参考までに、20210819追記







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6月2日(日)のTW :小論理学§48

2013年06月03日 | ツイツター

§48
第二の対象(§35参照)の無制約者(絶対者)を、世界を認識しようとする理性の試みに際して、理性はアンチノミーに陥る。

アンチノミーとは同じ対象についての二つの対立する命題の主張であり、しかも、その両者が等しく必然性を持って主張されなければならないことになる。


ここから、このような矛盾に陥る様々な規定を持った世界の内容というものは、それそのもの自体としてあるのではなくて(nicht an sich)、むしろ、単なる仮象(nur Erscheinung)にすぎないということになる。 b


その(カントの矛盾の)解消(の仕方)は、矛盾が生じるのは対象そのものから本来的に(an und für sich)くるものではなくて、むしろ認識する理性そのものから生じる、とすることによってである。c


矛盾の原因となるものが内容自身であること、すなわち自覚された(für sich)カテゴリーである、ということがここでは言われている。悟性的な規定(カテゴリー)を通じて理性的なものに作り出される矛盾が、本質的であり必然的なものであるというこの思想は、近代哲学のもっとも重要で深い進歩の一つである。


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5月31日(金)のつぶやき

2013年06月01日 | ツイツター

もっとも軽蔑されるべき人間は誰か。戦後民主主義教育の特産品としての橋下徹氏。【橋下氏慰安婦発言】「韓国人に対する侮辱。政治家としてダメだ」橋下共同代表、西村氏に議員辞職要求 - MSN産経west p.tl/jtFh


政治と川柳の取り合わせが笑わせる。>><<◎川柳で政治を見ればよく分かる:永田町幹竹割り:So-netブログ p.tl/lIUC


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