木村幹 「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― なぜに日本の議論は受入れられないか | SYNODOS -シノドス- p.tl/2nCm- 比較政治学
木村幹氏の「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― 」は、全体としてよい論考だが、いわゆる「慰安婦」「靖国参拝」問題が、1990年代になって日本の「退潮」にともなって、中国、朝鮮(および日本人の左翼)が「政治的イデオロ ギー」として「国際世論工作」に利用しはじめたことについての、肝心な指摘がない。
中国朝鮮が「政治的イデオロギー」の問題として「慰安婦」「靖国参拝」を利用していることは、それらが1990年代になってはじめて外交問題化したこと からも明らか。この問題の本質は中国、朝鮮の「共産主義イデオロギー」にある。この論考がそのことを指摘していないのは根本的な欠陥である。
中国朝鮮が問題にする「政治的イデオロギー」としての「慰安婦」「靖国参拝」問題は、いずれにせよ中国朝鮮両国の「国家体制のイデオロギー問題」として解決されなければならない。中国朝鮮の自由民主化問題、チベットウィグルなどの人権問題の解決が根本。後者の解決にともなって前者の問題も解消する。
◎なぜここで橋下に“救いの手”なのか:永田町幹竹割り:So-netブログ p.tl/YyvC