作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

1月17日(金)のTW:明治憲法の正しい解釈と『国体の本義』

2014年01月18日 | ニュース・現実評論

丸山眞男らの「ファシズム論」に対する先行する批判的研究。佐藤雉鳴氏「超国家主義論を読む」 p.tl/FD-u


産経新聞の宮家邦彦氏「靖国参拝は基本的に内政問題」というトンデモ認識。靖国問題は第一義的には神道指令に始まる日米問題である。この人は外務省出身とあるが少しは昭和史を学んでもらいたい。そんな認識で靖国をめぐる外交戦術は無理である。
sankei.jp.msn.com/politics/news/…

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「丸山真男も井上哲次郎と同様に、この「徳」を忠孝等の「徳目」と誤って理解しているのである。天皇が「徳目」を定めた事実などはないから、この文章は教育勅語の事実に反しているというのが本当である。」佐藤雉鳴:超国家主義論を読む p.tl/FD-u


戦後の克服のために検証を要すべき論説。「本来ならば八・一五の日は、教育勅語の誤った解釈が超国家主義の基であり、あの戦争が大日本帝国憲法と教育勅語に違背したものであることを反省すべき日だったのではないか。」佐藤雉鳴:超国家主義論を読む p.tl/FD-u


「教育勅語の誤った解釈を放置したために、GHQから神道指令が出され今日の政教問題や教育問題にまで繋がってしまっているのである。放置のツケは限りなく大きい。」佐藤雉鳴:超国家主義論を読む p.tl/FD-u


「丸山真男の「超国家主義の論理と心理」は単なる感想文の類の論文である。超国家主義の生成過程は何ら示されず、GHQの神道指令に便乗して書かれただけのものである。ただ直観的に教育勅語から演繹して書いたあたりは、・・・」超国家主義論を読む p.tl/FD-u


「学者として不誠実ながら巧妙だというべきだろう。この教育勅語の誤った解釈は井上哲次郎をはじめとする我が国知識人すべての罪である。そしてその誤りを訂正もせず、かつこの丸山論文を放置してきた戦後の知識人の罪は、・・」超国家主義論を読む p.tl/FD-u


「明治憲法にも不備があったことは否めない。内閣の規定その他、足りないものはある。しかし明治憲法が偉大なる成文憲法であることは論を俟たない。この明治憲法の正しい解釈と『国体の本義』の相違を示して、初めて有効な評価である。」佐藤雉鳴: p.tl/FD-u


「高い意識で『国体の本義』の評価を行った著者には敬意を表したい。しかし大日本帝国憲法と教育勅語の正しい解釈との比較がなければ『国体の本義』の誤りは剔抉できない」佐藤雉鳴:超国家主義論を読む p.tl/FD-u


小野田寛郎さんがお亡くなりになったそうです。もっと生きて活躍して欲しかった。戦前が否定的にのみ捉えられがちな戦後にあって、戦前を「肯定的に」生きて来られた数少ないお一人だった。ご冥福をお祈りします。 5.tvasahi.jp/000019747?a=ne…


「生き抜く」最後の日本兵・小野田寛郎: youtu.be/I55pGrmbX1c@youtubeさんから


佐藤雉鳴氏は美濃部達吉の「天皇機関説」を肯定的にのみ論じているが、この「天皇機関説」の登場が、なぜ金子堅太郎たちによる排撃運動を呼び起こし、むしろ「国体の本義」に連なる国体明徴運動の誘因になったのか、


この美濃部の学説の罪について、欠陥についての否定的側面につての洞察と検証がない。【超国家主義論を読む】 p.tl/FD-u


「直接行動に依り所謂支配階級を打倒し、戒厳令下に軍政府を樹立し、憲法を停止し、枢密院、貴族院を廃止し、私有財産を制限する」
昭和戦前の赤い将校。帝国憲法を称揚するものは2・26事件を徹底批判して整合性がある。同様に文部省「国体の本義」も否定しなければ支離滅裂となる。

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@kuzukazura こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。



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