風のささやき 俳句のblog

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色褪せた落ち葉の栞 詩の墓標 歌えず君に 閉じられたままの 【短歌】

2023年12月05日 | 短歌

久しぶりに本棚から
好きな詩集を取り出しました

本を開くと
いつからそこに閉じておいたのか
落葉の栞が出てきました

自分が気に入った詩だったので
その人に読んで聞かせてあげたいと思い
ついに適わなかった詩の一編

その人の面影を思い出しながら
呟くように読み上げてみました


いつもより子の手は温し寒き朝 【季語:寒き朝】

2023年12月02日 | 俳句:冬 時候

三男と手を繋ぎ家を出たのですが
その日は寒い風が吹いていたせいか
三男の手がいつもよりも暖かく感じられました

自分も体温は低いほうではないのですが
子供の体は新陳代謝が活発だからでしょうか
三男の手はとても温かく感じられます

小さなカイロを手に握り締めているようで
別れ際には、その手を離したくはなくて
少しぐずぐずとした自分でした