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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

水木しげる先生死去

2015年11月30日 | 漫画
水木しげる先生が本日11月30日7時18分、多臓器不全のため
東京都内の病院にて逝去されたとの事。93歳。

11月11日に自宅で転倒、頭部打撲による硬膜下血腫で緊急手術を
受けたが、11月30日早朝に容体が悪化した。
通夜・告別式は親族のみで行われ、後日お別れ会が予定される。

1922年生まれ、鳥取県育ちの水木先生は1958年に貸本本で
マンガ家デビュー。
以降の話は2010年の朝ドラ「ゲゲゲの女房」(妻・武良布枝さんが
夫婦生活を綴った自伝のドラマ化)で描かれたから記憶に新しい。



代表作「ゲゲゲの鬼太郎」は5度にわたりTVアニメが制作され、
2008年には貸本版の「墓場鬼太郎」もフジTV深夜枠でアニメ放送
された。
そのほか代表作に「河童の三平」「悪魔くん」「総員玉砕せよ!」
「ヒトラー」などがある。

手塚治虫先生とは別の文脈で現れた恐るべき存在でもあった。
民俗学・民間伝承の系譜にある作風、藁葺き家屋や墓場を描く緻密な画風。

戦争で片腕を失った体験、最前線で死線ギリギリを漂った経験。
そこから生まれた戦争描写は圧倒的にリアルだった。

人間・ヒトラーの描写も圧巻。
我が国は異能の人を失った。戦争の語り部を失った。
本当に残念だ。
100まで生きてくれそうな勢いだったのに・・・。

水木しげる先生の御冥福を心より御祈り申し上げます。

いまごろアニメ「君に届け」にハマる(2)

2015年11月30日 | アニメ・特撮
主人公の爽子といえば、
当初は友達なし、見た目は地味・・・な高校生なのだが。



まずは一見ギャルで気が強かったりするが実はイイ子な
2人と友達になっていく過程で泣ける・・・と。

そこから次は恋模様。
男子から見ても「こんなヤツが友達だったら」と
思わせてくれるナイスガイ風早クンに恋して、
風早くんも純な爽子に惹かれて「甘酢っぺ~」展開に
毎週ときめく事になるのです。

また絶妙に邪魔が入ったり擦れ違ったりして
進むのが遅いし・・・。



声優さんもイイんですよね。

黒沼爽子: 能登麻美子
風早翔太: 浪川大輔
吉田千鶴: 三瓶由布子
矢野あやね: 沢城みゆき
真田 龍: 中村悠一
荒井一市: 小野友樹
胡桃沢梅: 平野綾

~なんて、かなり豪華だし。
爽子の声を演じるのが能登さんですもの。
そりゃ、トキメキますよ。



しかしね。
黒髪、ぼっち、妄想癖あり・・・といえば
「わたモテ」の主人公「もこっち」だってそうじゃないか。

なんで、片やリア充になり、もこっちはドツボに嵌まり
続けるのだ。

爽子は純粋、もこっちはゲスく自己中。
爽子は縫い物も出来る女子だが、もこっちはゲーマーで
男性声優CDでアヘってる喪女・・・。

ただ、それだけの違いなのに。

何かのボタンの掛け違いで、そうなってしまうのか。
もこっちにも幸せになって欲しいなぁ・・・。