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「太秦ライムライト」海外映画祭受賞に感激

2014年08月15日 | 生活
55年間にわたり時代劇で斬られ役を務めてきた福本清三(71才)さん。
その福本先生が初主演を務めた「太秦ライムライト」(監督=落合賢)は一部国内で評判となったが

カナダ・モントリオールで7日まで開催されたファンタジア国際映画祭で、
最優秀作品賞の「シュバル・ノワール賞」と最優秀主演男優賞をも受賞した。

「シュバル・ノワール賞」の日本映画受賞は初。
31歳の落合監督は日本人最年少、主演男優賞の福本先生は日本人初にして最年長での受賞となった。



これまでニューヨーク・アジアンフィルム・フェスティバルでも最優秀観客賞を受賞した同作品、
国際映画祭ではこれが3つ目の栄冠だそうで。

受賞について福本先生は恐縮されたようなコメント。

そして落合監督は
「50年以上斬られることで、他の主役を引き立たせてきた福本さんが、
海外の映画祭で主演男優賞を受賞されたということは
“どこかで誰かが見てくれている”というこのテーマそのものでは
ないでしょうか、本当にうれしいです」と感謝のコメント。



まぁ、海外映画関係者も粋な事やってくれますな。
「年老いた映画人が後進に託す」なんてテーマ大好きそうだもんねぇ。

ただ、福本先生も普段の会話では滑舌の悪さが目立つ。
年齢的なモノもあるし、歯に問題抱えてらっしゃるのかも知れない。

映画のセリフは別物だろうが、余りスポットライト当てられすぎても
先生は困ってしまうだろうな~なんて
余計なお世話なことを考えてしまいます。

すでに講演活動なども始められている福本先生、余生を送られる前に
ささやかな栄華を満喫されてほしいと思う次第です。