あるBOX(改)

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JBCは亀田興毅のライセンス更新を認めず

2014年08月26日 | ボクシング
8年おそいわ!

・・・なんちゃって。

しかしね、ランダエタ第1戦の前から亀田ファミリー(特に父)は
自分の意に沿わぬ者にはメディア・ファン関わりなく異常なほどの
攻撃性を見せており、その独善性が大きな問題に及ぶ事は火を見るよりも
明らかだったワケですよね。

最初からジム解体は無理としても、もっと介入は必要だったし
彼らの暴走は最小限に押し留められたかも知れない。
※それでも無理だった可能性大ですけどね・・・

ホント、自分たちにメリットあるうちは野放しにして
商品価値なくなったと見たら やっと切捨てにかかるとは

ファンを無視したボクシング村の勝手さにも呆れますわ。

以前も言ったけど
亀田ファミリーは突然変異的な存在ではあるが、
「強敵との回避」「世界戦は決定戦で」といった手段は旧来の
日本拳闘村も結構やってた事だったわけだし
これを「よりあからさまに」やったのが亀田ファミリーなワケで。

日本拳闘界からすれば、彼等は自分たちの
「醜悪なデフォルメ」に映ったかも知れません。

でもボクシング協会には「亀田のお陰でプール金が溜まった」
・・・などという話もあったし。

うまい汁も吸えたから、看過もしてたんでしょう。
しかし、もう商品価値も無くなったし、IBF戦ではJBCは
コケにされたし、もう切捨て時と判断した・・・ってトコロでしょうな。

スポ紙によると
25日にJBCが都内で開いた資格審査委員会で、
UNITEDジム(三好渥義会長)への移籍届を提出した元世界王者
亀田興毅(27才)のボクサーライセンス更新を認めない事を決定。
興毅は改めて他ジムへ移籍するか、海外で活動する以外、現役続行の道は
なくなった。

移籍そのものは「本人の自由」としたそうな。
亀父の干渉を抑える実力があるという意味であろう「世界戦を開催した実績」
・・・そういう基準に今回は及ばなかったと。

三好会長も78歳の高齢でジムにほとんど姿を見せない事など憂慮され
結局、満場一致で「更新しない」との決定が下されたそうな。

WBAから世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)の
初防衛戦の相手に指名されてるってのも、興行や団体様の事情。

河野の挑戦試合で亀田が会場にいるのも私は不愉快だったし、
テレ東や渡辺会長が「次は亀田戦ありき」だったのも嫌だった。

河野本人が対戦を熱望しているかも甚だ疑問。
勝った直後のインタビューでも「本当に実現できるんですかねぇ?」と
当惑している様にも見えたし、
そもそも本人は「勝ったら亀田と」みたいなコメントしてましたっけ?
周りだけが勝手に盛り上がってるようで、これまた不愉快でしたよ。

そもそも、河野チャンプに関しては
これまで僅差で勝てていない中南米系の選手相手との防衛戦の方が
私は見たいので、亀田戦のような試合は不要なんです。

問題の亀田興毅に関しては
ライセンス更新の基準に見合う移籍先を改めて探すか、
海外に拠点を置くかくらいしか無くなったが。

正直、自業自得。
マカオあたりでタイトルマッチがやりたかったら弟とダブルでヤれば宜しい。
弟も小粒な対戦相手からは卒業して欲しいですね。