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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

Rolling Stone誌選出「オールタイム・グレート・ギタリスト」総括

2003年10月08日 | 生活
「総括」っつ~か、「感想」っつ~か。

ジミヘンの1位には文句ありませんやね。
中学生で「ウッドストック」見て「なんだか分らないが、この黒人すげぇ~!!!」と驚愕。
同じステージのThe Whoも目茶目茶カッコ良かったし、未だにどっちが好きかと言うとWhoの方が好きなんだが、まだ理解できるカッコ良さだもんなぁ。
ジミヘンは、もう理解不能。なんか、恐かった。それくらい凄かった。

他の映像みても異常な天才振り。ギターのネックをイチモツに見たてシゴく!ギターボデイのボトムの丸みを帯びた部分を腰で突き捲る!マシンガンに見たてて観客を撃つ!同じに銃撃の音をギターの音色で再現する!
以上の行為を曲中で行い、しっかと音色は曲にそぐっている。リフを奏でながらアクションなんて芸当も!

これほどセクシャルにダイナミックにギター弾いた人は他に居ないし。アクションだけで無く音色も凄いし。「ギターサウンドの可能性に賭けた」とか評論家が言う割には、キーボードやハープシコード使って繊細な音色も紡げるし(この辺、ジミヘン・フォロアーの方が勘違いして「ギターだけの音色」に拘って、ささくれた音出してしまうんだな)。
全体が俯瞰できるコンポーサーでもあったワケで。やっぱり、この人に匹敵するギタリストは今後も出てきそうにありません。

ウッドストックで言えば、他には「テンイヤーズ・アフター」のアルヴィン・リーなんかが恰好良くって、今の感覚からすると速くは感じないが、ジャジーで味のある速弾きをやっていたもんです。熱血って感じで素敵でした。
・・・・アレ?そういやA・リー、ベスト100に入ってないじゃん!
「熱血」って意味じゃロリー・ギャラガーも入ってないじゃん!「アイリッシュ・ツアー」での「タトゥー・レディ」のギターソロ、歌い捲ってんじゃんかよ!!!「ギターが歌う」とか良く言うが、あれくらい歌ってないと認めないぞ俺ぁ!
フザケンなRolling stone誌!

クレム・クレムソンも入ってないじゃん!「コロシアム」の“バレンタイン組曲”での弾き捲りを何と心得る!
「ジェネシス」のスティーヴ・ハケットは!?
「ロキシー・ミュージック」のフィル・マンザネラは!?(ウネウネした音色、慣れたら気持ちイイぞ!)
「ゴング」のスティーヴ・ヒレッジは!?
ジョン・エサーリッジは!?ロビン・トロワーは!?ヤン・アッカーマンは!?オリー・ハルソールは!?

・・・・・つ~か、今すんごい人が抜けてる事に気がついた。つ~か、さっきから気がついてムカムカしていた。

「アラン・ホールズワース」が抜けてるじゃんかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!

そりゃ~ねぇだろう!?!?ホールズワースだよ!エディ・ヴァン・ヘイレンも信奉してるんだよ!

なんだぁ、アメリカじゃ無名ってか!?「ソフトマシーン」も「UK」も売れてねぇってか!?
73年なんて過渡期に登場した「テンペスト」なんて知りもしないってか!?
凄かったんだぞボケェ~!!ブートのライヴなんて異常に弾き捲ってるんだぞボケェ~!!オリー・ハルソールとのツインギターが死ぬほどカッコイイんだぞボケェ~!!!
それ以降はディストションギター止めてクリアな音色で流麗なソロ弾いてギター少年のハートを射止め捲ったんだぞ!!エディ・ヴァン・ヘイレンはホールズワースの完コピ出来ないからライトハンド使ったって噂できるくらい凄かったんだぞ~!!

これだからアメリカの雑誌は!!!
ダメだダメだダメだ!!!

―――以下、
あるちゃん選出ギタリスト・ベスト10!

1位:ジミヘン
2位:J・ベック
3位:A・ホールズワース
4位:P・コゾフ
5位:P・タウンゼンド
6位:R・ブラックモア
7位:F・ザッパ
8位:S・ハウ
9位:R・フリップ
10位:J・ペイジ
11位:R・ギャラガー
12位:ニール・ヤング
13位:E・クラプトン

・・・つ~か、歴史的観点ゼロの好みランクじゃん(恥)、1位を除いて・・・。

まぁ、色々言いましたがRolling Stone誌さん、楽しかったです。有り難う。皆さんも私の稚拙な解説(?)じゃ満足できないでしょうから、同誌9月号をご購入されたら如何でしょう?

―――う~ん、でも何かまだ抜けてる気がするなぁ・・・。

―――そもそも何で「マディ・ウォーターズ」が100傑に入っていないんだ?

Rolling Stone誌選出「オールタイム・グレート・ギタリスト100」⑥

2003年10月08日 | 生活
―――いよいよトップテン!10位は。
「Keith Richards」・・・いよっ!ストーンズ一筋41年(ちょっとソロに走った事もあったけど)!ファズトーン決めたリフでビッグヒットかっ飛ばした最初のバンド。曲は言うまでも無く「サティスファクション」。80年代はクリアなトーンで「スタート・ミー・アップ」。
最初は「チャック・ベリーの真似っこ」だったが、マディー・ウォーターズらブルースマンの影響を消化。終いにゃ同時代のライ・クーダーやグラム・パーソンズの芸風まで吸収。「パクられた!」とライに騒がれるハメにも。オープンGチューニングはトレードマーク。
映画「ライトスタッフ」の音速越え飛行機野郎にも似ているキース。後進が宇宙船に乗っても、毎日ヒコーキで音速超え。「ガムくれよ、帰ったら返すから」と命懸けのフライト前、友人にせびる。
どんなに速弾き野郎が出て来ても、キースのカッコ良さは不滅。音速野郎が、後輩宇宙船乗りのアクシデント時にも「あいつなら大丈夫だ」と落ち着いて語った時のように。

―――9位。
「Jimmy Page」・・・ご存知ロック・モンスター、レッド・ツェッペリンのギタリスト。スタジオミュージシャンからクラプトンの抜けたヤードバーズのギターへ。英国3大ギタリストの誕生。ベックとのツインギターは映画「欲望」で見れる(ベックのギター破壊も見れる。ビビる他メンバーへ「続けろよ」と笑うペイジもカッコイイ)。ヤードバーズで既に弓でギターの弦を弾く奏法も披露しており、これがZEPでトレードマークに。龍の刺繍入りのラメラメなステージ衣装もインパクト抜群。
プレイヤーとしては放蕩が祟り、73年頃から腕錆びっぱなし。最近は過去音源の発掘に勤しむ日々。

―――8位。
「Ry Cooder」・・・最高のスライドギタリスト。他バンドへの客演で渋いスライド聴かせ、自分のアルバムでは多様な音楽への接近を図る。サントラも積極的に手掛け、「クロスロード」では完璧なブルースギターを披露。それだけの為にサントラを購入したファンは多い。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でキューバの老ミュージシャンを再発掘した功績も大きい。

―――7位。
「Stevie Rey Vaughn」・・・80年代以降で唯一のランクイン。こんなブルースロック不毛の時代に孤軍奮闘した功績が認められたか。しかし、誰々フォロアーか分るのって・・・・。どうでしょう?

―――6位。
「Chuck Berry」・・・・ビートルズもビーチボーイズも、この人なしではロックンロール出来てなかった。あと、キースも。ロックンロールの代表曲「ジョニーBグッド」の「チャララチャララ」の弾き出しはギターを持った全ての野郎共がコピーしている筈。ダック・ウォークなど、ステージ・アクションも有名。

―――5位。
「Robert Johnson」・・・「悪魔に魂を売ってギターの腕前を手に入れた」と言われた男。ミシシッピ・デルタ・ブルースの王者。「クロスロード・ブル-ス」は多くのギター少年の心を打った。少年達が育ってクラプトンになりキースになり、その影響は全世界に広がった。女を取られた男の恨みを買って毒殺されたと言う噂も。長らく風貌不明だったが、発掘された写真見たキース曰く「この当時の黒人にしては着飾って、帽子をハスに被ったりして気障だな。妬まれるよ、こりゃ」。

―――4位。
「Eric Clapton」・・・65年、ロンドン地下鉄の壁に書いてありましたとさ「クラプトンは神!」。彼が参加したブルースブレイカーズのレコードは、ブルースアルバムとして脅威的な売上を記録。その後、結成したクリームは「ハードロックの原型」とも「最強のトリオ」とも言われ。その軋轢に疲れ米国南部音楽へレイドバック。やる事やる事ブームになって(最初は非難されたようだが)、アンプラグドでも大成功。「神」っつ~か「神に好かれた男」っつ~か。平凡な人なのに崇められて大変ってイメージも。

―――3位。
「B.B.King」・・・ブルース大使。ブルースの電化に貢献しまくった人。巨人とも偉人とも言われ。クラプトンの上に来ても文句言う人は無し。

―――2位。
「Duane Allmann」・・・・そ~きましたか!「天駆ける犬」が2位!スライドギターの高らかな音色から「Sky Dog」の異名を受け。クラプトンの「レイラ」はデュアンなしでは完成不能とも言われ。ウィルソン・ピケットが「こんな曲のカヴァーいやだ!」って言うのを説き伏せて「ヘイ・ジュード」を演ったとか。南部の白人なのに黒人ばりのスライド弾いてたってんで有名だったらしい。オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・ライヴ」では「ウィッピング・ポスト」などの名演を残し。やや意外ながら、良く考えりゃ納得の2位獲得!

―――で。栄光の1位は!
「Jimi Hendrix」・・・・やっぱりか~!!!ジミの前にジミなし。ピート・タウンゼンドも脱帽(直前のステージでギター壊したら、ジミはギターに火を着けた)。ワウなどのエフェクターも革新的に使用。ロックに革命を起こした黒も白もない超人サウスポー。テク、フィーリング、ステージアクション、全て超A級。1位はこの人しかなし!

Rolling Stone誌選出「オールタイム・グレート・ギタリスト100」⑤

2003年10月08日 | 生活
―――で、19位が。
「Richard Tompson」・・・ブリティッシュ・フォークロックの名バンド「フェアポート・コンベンション」のギタリストとして67年から71年まで在籍。アコギの方が得意の人?ケルト風味からサイケデリックまで、卓越した雰囲気作りを披露。同誌お奨めのベスト・プレイはアルバム「Full House」からの「Sloth」。

―――18位。
「Jhon Frusciante」・・・レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト。代表作は、アルバム「Blood suger sex magik」の「Under The Bridge」。レッチリは好きなバンドだし、勢いあって凄いし。でも、ランク高過ぎないか?

―――17位。
「Jack White」・・・White Stripesのギタリスト。

―――16位。
「Johny Ramone」・・・ラモーンズの金太郎飴ギタリスト。偉大なるマンネリ野郎。ベストプレイはアルバム「Rocket To Russia」収録の「Teennage Lobotomy」。

―――15位。
「Carlos Santana」・・・ラテンロックの雄。ラテンのリズムとジャズのインプロビゼーションをロックに取り入れた功績も大きいと。「リズムの洪水」とは、この人の演奏を表現する為の言葉って気さえして来る。代表作「Black Magic Woman」をオリジナルのフリートウッド・マックと聴き比べるのも面白い。

―――14位。
「Jeff Beck」・・・もう安心して頁めくれるね(笑)。ご存知ブリティッシュ3大ギタリストの1人。60年代からずっと花形ギタリスト。ヤードバーズのステージでフィードバック奏法を披露。大喝采を浴びた。ロングトーン1発決めたら、当時仲悪くなってたメンバーから「あいつアホだぜ、せっかくソロ弾くチャンス与えてやったのに」と笑われたが、逆に受けてトレードマークになったって話も。本人が狙ってたのか、やる気が無かったのかは不明(笑)。ブルースロックをハードロックへ発展させたのは、この人なんだが上手く売れたのはツェッペリンの方だったとさ。
「同じメンバーでアルバム3枚と続かない」と首切り魔ぶりも有名。
ファンキーなアルバム作ったかと思えば、フージョンぽいインスト作ったり、打ち込みも使ったり、結構節操ないがクオリティ高いモノ作り続けてるから文句のつけようもない。今も現役でバリバリに引き続けている。同誌は代表曲に「Beck’s Bolero」を上げているが。「ジェフズ・ブギー」もイイし、「シェイプス・オブ・シングス(J・ベック・グループ)」もイイ。インストでも名曲多し。ギターインストの人でもあるんだから、ギターの名演多いのは当然。もっと上位でイイよ。

―――13位。
「Jerry Garcia」・・・グレイトフル・デッドのギタリスト。フォーク、ブルーグラスをルーツに「まったりとしたアシッドロック」を流し続けた黒髪のサンタクロース。1995年没。

―――12位。
「Kurt Cobain」・・・ニルヴァーナのギター&シンガー。ロックに衝動性を甦らせた功績は大きいし、ダウナーなフレーズで売れ捲ったのも凄いが。しかし、J・ベックの上にランクされてイイものか?

―――11位。
「Kirk Hammette」・・・メタリカのギタリスト。メタルと云う一種凝り固まったカテゴリーの中で雑食性を持ってるのは立派。

―――以下、次回。

Rolling Stone誌選出「オールタイム・グレート・ギタリスト100」④

2003年10月08日 | 生活
―――で、44位。
「Scotty Moore」・・・エルビス・プレスリーのバックで弾いてた人。「That’s All Light」「Mystery Train」などから「Hound Dog」「HeartBreak Hotel」まで。カントリーからブルースからロカビリーの要素まで吸収したプレイにプレスリーも大満足(?)。

―――43位。
「Eddie Hazel」・・・ファンカデリックのギタリスト。ジョージ・クリントンのお気に入り(?)。ワウ・ギターを使い、ファンクに色彩感を盛り込んだ。1992年没。ベストプレイは「Maggot Brain」とな。

―――42位。
「Robert Fripp」・・・出たぜ、キング・クリムゾンのギタリスト!1stの「21世紀の精神異常者」からしてインパクト抜群。ジャズっぽいけど破壊力抜群。ロングトーンも独特。デイヴィッド・ボウイーの「ヒーローズ」の1音伸ばしは世界一印象的な1音か。ヴァンダー・グラフ・ジェネレイターの2ndでも「同時期のフリップからの影響ありありのギターだな」と思ったら本人だった(笑)。やはり1音で存在感あるギタリスト。
その上、コンポーサーでもあり。速弾きもイケる、現役感覚溢れる人。「60年代に一度奇跡の時代があった。どんなバンドでも凄いアイディアが閃き、奇跡のようなステージを体験した。またそんな時が来る。その時の為に修練を積むのだ」フリップの言葉は重い。多分、あんな時代は2度とないとは思う。しかしフリップのディシプリン思想は気高い。

―――41位。
「Clarence White」・・・The Byrdsのギタリスト。カントリー・ロックの代名詞「ロデオの恋人」が代表作か。ペダル・スティール・ギター使用はJ・ペイジらが後追いしたとか。

―――40位。
「Jhon Fogerty」・・・CCRのフロントマン。イキの良いギターと吠えるようなヴォーカルで人気を博した。ギタリストがインプロビゼーションに走った70年代初期に3分ロックに全てを賭けたナイス・ガイ。短い曲に印象的なギターリフ。AMラジオから流れる曲。自動車修理工場で汗みどろになっている若者に捧げた曲。CCRってのは、そんな曲を書いたってさ!

―――39位。
「Brian May」・・・クイーンのギタリスト。アルバム裏に「効果音は全てギターを使っています」「シンセは一切使っていません」と但し書き付けた人。「We Will Rock You」「Bohemian Rhapsody」など印象的なギターソロも多い。

―――38位。
「Peter Green」・・・伝説の人。初期Fleetwood Macのギタリスト。英国のブルース・ブームの花形ギタリストとも。ジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズで有名に。その後、ウリートウッド・マックを結成。名声を決定付けるが、薬禍でシーンから姿を消す。何度かカムバックするが過去の輝きは取り戻せず。最近のカムバックは如何に?代表曲は「Then Pley On」から「Underway」となってるが。やっぱ同盤から「Oh Well」でしょ?

―――37位。
「Bo Diddley」・・・・ジャングル・ビートの生みの親。「モナ」「アイム・ア・マン」などブリティッシュ・インヴェンションの面子がカバーした曲は多い。

―――36位。
「Steve Cropper」・・・ブッカ-T&MG’sのギタリスト。後年のギタリスト(クラプトンとか)がストラトキャスター持ったのは、この人に憧れてってな話。ベストプレイは「Green Onions」。

―――35位。
「John Fahey」・・・アコギでルーツサウンド探求した人。インドのラーガからフォーク、カントリー、ブルースまで。代表作は「Yellow Princess」。

―――34、33位。
「Thurston Moore、Ree Ranaldo」・・・ソニック・ユースの轟音コンビ。グランジより早くグランジしてた人達。

―――32位。
「Jhon Capollina」・・・クイックシルバー・メッセンジャー・サービスのギター。60年代最高のアシッド・ダンス・ロックの名誉を受けた同バンドの屋台骨。1989年没。

―――31位。
「Dick Dale」・・・・サーフギターの元祖なれど。それだけに収まらない速弾きインスト「ミザルー」。パルプ・フィクションで使われて再ヒット。

―――30位。
「Buddy Guy」・・・マディ・ウォーターズのグループからエレクトリック・ブルースの立役者へ。そして現役の人でもある。ロック界からもゲスト参加多数。音は若い。

―――29位。
「Ron Asheton」・・・ストゥージスのギター。「No Fun」などの代表作あり。最近、久々にイギーと一緒に演ってゴキゲン。

―――28位。
「Stephen Stills」・・・バッファロー・スプリングフィールド、CSNYの1員。しかし、自分のバンドでヘヴィなロックやってたのも事実。こっちの方が楽しそうだった。それもギタリストの業なり。

―――27位。
「Mark Knopfler」・・・ダイアー・ストレイツのギタリスト。「Money For Nothing」はMTVで大ヒット。あのリフも忘れ難い。

―――26位。
「Tom Morello」・・・元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、現オーディオ・スレイヴのギタリスト。破壊力あり。ヘヴィ!

―――25位。
「Freddy King」・・・カントリーブルースとアーバンブルースをミクスチャーした巨人(見た目も)。「ハイダウェイ」「ジャスト・ピッキン」などが代表作。70年代にはファンキーな演奏もこなし、時代を吸収する能力も感じさせた。ぶっちゃけ、クラプトンは歌声からしてこの人のコピー。

―――24位。
「The Edge」・・・本名デイヴ・エバンス。U2のギタリスト。独特の音色、カッティングは唯一無比。

―――23位。
「Warren Haynes」・・・働くギタリストNo.1。オールマンBrosバンドから、自身のGov’t Mule、その他セッションなど。あくまで拘るのはブルースフォームのロック。偉いぞウォーレン!代表作はGoV’t Muleの「SoulShine」。

―――22位。
「Mike BloomField」・・・米白人ブル-スギタリストの草分け。ポール・バターフィールド・ブルース・バンドの「イースト・ウェスト」で知名度UP。1981年没。晩年は不遇だったらしい。

―――21位。
「George Harrison」・・・ビートルズのリードギタリスト。年少のため損した存在。実は私がビートルズで一番好きなのが「Something」ハリソンのギターの音色がイイ。

―――20位。
「James Bueton」・・・デイル・ホーキンスのバックで「Susie Q」など弾いた人。ブルースからカントリーから数々のセッションをこなした。

―――以下、次回。

Rolling Stone誌選出「オールタイム・グレート・ギタリスト100」③

2003年10月08日 | 生活
―――で、60&59位。
「Ed O’brten & Johny Greenwood」・・・・レディオヘッドのギター2名。まぁ、「OKコンピュータ」は名盤だしね。

―――58位。
「Dickey Betts」・・・リーダー亡き後のオールマン・ブラザース・バンドを維持したのは、この人のギター・サウンドと言ってもイイかも。「ポップが何が悪い」の「ランブリン’マン」「ジェシカ」は、この人の手による物。

―――57位。
「Roy Buchanan」・・・「泣きのギター」と言えばブキャナン。「世界最高の無名ギタリスト」とも言われているが。そりゃ、クラプトンに比べりゃ無名に等しいが。日本でも「メシアが再び」の頃は人気あったらしいが。忘れられて久しく。語り継がれないのが可愛そう。最後はトラ箱にブチ込まれ、失意で首吊り自殺。ギターが泣いている。

―――56位。
「Tom Verlaine」・・・テレビジョンのギタリスト。

―――55位。
「Ritchie Blackmore」・・・おぉ、綴りをソラで書き込めたぞ(笑)。ご存知ディープ・パープルのリード・ギタリスト。ワシらの世代からすると「ギターヒーロー」って言うとこの人なんだよね。ギターソロと言えば「ハイウェイスター」リフと言えば「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「紫の炎」。あと、「カリフォルニア・ジャム」でのギター破壊も語り草。ソッチ系でも有名だな。しかしブルース弾いたら、からっきし(個人的印象だが、黒っぽさゼロ)。

―――54位。
「Jorma Kaukonen」・・・ジェファーソン・エアプレインのギター。あとホット・ツナ。フィンガーピッキングは絶妙で、ジェファーソンがラーガロック、サイケデリック・ロックの味を出せたのも、この人のギターがあったからとか。代表曲は67年の「Space Chaynge」と。

―――53位。
「Micky Baker」・・・50年代に最も多忙だったセッションギタリスト。R&Bの名曲のギターを数多く手掛けたと。

―――52位。
「Lou Reed」・・・NYのカリスマ。元ベルベット・アンダーグラウンド。偉大なリズム刻み。

―――51位。
「Paul Kossoff」・・・おおおおっ!Freeのコゾフが51位に!これは感激だ!ロングトーン1発で存在を誇示できる数少ないギタリスト!クラプトンでさえ「あのトーンは出せない」と言ったとか。そりゃ弦から違うの張ってるって話だからな。Rolling Stone誌はベストトラックにアルバム「Fire and water」から「All Light Now」を挙げてるが。Liveの同曲でも「Fire And Water」でもイイし。ロングトーンの魅力で言えば、アルバム「Heart breaker」の「Come Together In A Morning」が最高か?ソロ「Backstreet Crawler」の「Tuesday Morning」のソロもグーであるが。

―――50位。
「Pete Townshend」・・・うむ、The Wh♂ のギタリストだが。もっと高いランクでイイ気がするが。ライヴでのエキサイトメントと言う意味では最高峰。「スマッシュ・ザ・ギター」と言えばピート。フィードバック・サウンドの使い始めもタウンゼンド。自分の曲でギターを活かすタイプのギタリストでも最高峰。ステージ・アクションも。ジャンプの跳躍力も。ベスト・プレイは映画「キッズ・アー・オールライト」での「Wo’nt Get Fooled Agein」。これは映像版で。ここでのピートのジャンプを見て目頭が熱くならないヤツはロックファンにあらず!

―――49位。
「John Mclaughlin」・・・マハビシュヌ・オーケストラでも有名な英国ギタリストの走り。マイルス・デイビスの「Jack Johnson」でのギター・フレーズはジェフ・ベックにも影響大。電化マイルスの立役者。

―――48位。
「Joe Perry」・・・リフメイカーであり、ソロイストであり、ファンキーなタメのプレイからロックらしい疾走感まで。実はかなりオールラウンドなプレイヤーであるエアロスミスのギタリスト。しかし、個人的にタウンゼンドやマクラフリンの上に付けるのはどうか・・・とも。

―――47位。
「T-Bone Walker」・・・ギターを泣かす事を初めてやった人(?)。1942年にプロデビュー、「Stormy Monday」などを発表したブルースの巨人。

―――46位。
「Les Paul」・・・・ギターの名前にもなってる人。ギターの革新者で、エレクトリック創世記からの伝説の人。しかも、現役の人でもある。月曜の夜、NYのIridium Clubに行けば88歳になる彼のプレイに触れる事が出来るそうな。

―――45位。
「Frank Zappa」・・・多作な天才。ジャンルを破壊し突き進んでいった孤高の人。Rolling Stone誌は代表曲に「Hot Rats」収録の「Willie The Pimp」を選んだが。個人的には同盤収録の「Son Of Mr.GreenGines」にトドメを指したい。

―――以下、次回