N の 祝祭日

映画、読書などのメモ

ドライヴ

2017-10-29 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★ドライヴ
原作:ジェームズ・サリス
原題:Drive
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
キャスト:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティーナ・ヘンドリックス、他

これはフランス映画かな期待して観たんです。
タイトルが、《ドライヴ》、《ドライブ》ではなく《ドライヴ》。
いかにもフランス映画風のタイトルでしょう。(邦題名付け親の勝利!)

《甘さとクールとバイオレンス》の三つの味がする刺激的作品でした。
ドラマ性よりも、《ビジュアル的に感じる》ことを狙っているようです。

男の表情は優しく甘いが、孤独の表情にも映る。過去に何があったのかはわからないが、彼の孤独についてはは詳しく述べられていません。この作品はできるだけ物語の説明を省略しよう、省いてしまおう、いや削ぎ落してしまおうという意図がある。削ぎ落した後に何を残すのか、そこがこの作品の見所。描かれたのは、《男の無償の愛》と《虚無的とも言える孤独》とそして対峙するかのように《鋭利なバイオレンス》。僕の初期印象とは方向の違う心理的に相当圧迫内容でした。痛いんです。

男は楊枝をくわえているんで、珍しいキャラだなぁと。
《木枯し紋次郎》を思い出しました。
ラスト、男は瀕死の状態ですが生き続けるんでしょうか。
最期の《ドライヴ》になるんでしょうか。
そこが一番気がかりなところ。

ライアン・ゴズリングの活躍はこの後、スターの座へとまっしぐら、

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ミッシングID

2017-10-29 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★ミッシングID
原題:Abduction
監督:ジョン・シングルトン
2011/アメリカ

邦題は《ミッシングID》、直訳すれば《失われたID》となり、
原題は《Abduction》、直訳すれば《誘拐》でいいのかな?
映画は、高校生役の二人が主役であり、《若々しい爽快感》ある娯楽作品だった。

ちょっとマッチョなテイラー・ロートナー、そして魅惑的な濃い眉毛のリリー・コリンズという見た目にはかなり濃い二人のキャラ。しかし魅惑的な取り合わせでした。そこにアルフレッド・モリーナ、マリア・ベロ、シガニー・ウィーバー、ミカエル・ニクヴィストと、どこかで観たことがある顔が並び、妙に安心して見れる。そつのない運びで、ある意味予定調和的な展開ではあるが、適度なスピード感にアクション、ビジュアル的に好感度良しというのは、適度に心地よい。

お話の展開では、この続きがありそうです。

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