神々しい冨士を見ると、ほんとに得をした気分で晴れやかになります。
前々日からの雪で、雪姿の冨士を観ることが出来ました。
幸せです。
大涌谷で《黒たまご》を二つ食べ、7×2の14年長生きすることに成功。
ほんとかな?
神々しい冨士を見ると、ほんとに得をした気分で晴れやかになります。
前々日からの雪で、雪姿の冨士を観ることが出来ました。
幸せです。
大涌谷で《黒たまご》を二つ食べ、7×2の14年長生きすることに成功。
ほんとかな?
映画を観た。
★教授のおかしな妄想殺人
原題:Irrational Man
監督:ウッディ・アレン
キャスト:ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン、パーカー・ポージー、ジェイミー・ブラックリー、他
製作国:アメリカ(2015)
原題は「Irrational Man」。
よくはわからないが、《不合理な男》という意味だろうか。
人生、どっちに転ぶかわからない。
出たとこ勝負だ!
みたいなものを感じた。
観ているこちらもよくわからない。
アレンが暇潰しにつくったような、
皮肉たっぷりのスタイルである。
ウディ・アレンの好みのエマ・ストーン。
二元的価値観に葛藤し、我を失ってゆく姿が、可愛いというか、可哀想。
そこにはしっかりカメラを当てている。
しかし、ラスト、
「教科書からは何も学べない」
と実学で人生を学ぶという設定。
いかにもウディ・アレン らしい。
いつものパターンです。
映画を観た。
★スター・トレック BEYOND
原題:Star Trek Beyond
監督:ジャスティン・リン
キャスト:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、他
製作国:アメリカ(2016)
シリーズ三作目は、
監督ジャスティン・リンと脚本のサイモン・ペッグという組み合わせ。
いつものメンバーで、
それぞれに活躍シーンを持たせて、
《チーム・スタトレ》を強調したような仕上がり。
《スタトレのファン》にとっては、有り難く嬉しい。
遥か遠くの未来SFであるが、
ノスタルジーたっぷりの
アナログ感覚たっぷりの、
まさかのバイクの爆走。
遊び心が溢れだしていた。
悪役のスケール感がちょっと弱いところが難点。
そして展開がよくわからず、最後は安易に決着?
でも充分に楽しませてもらった。
ある意味《スタトレ》らしい。
これでファイナル?
本を読んだ。
★祈りの幕が下りる時(講談社文庫)
著者:東野圭吾
出版社: 講談社 (2016/9/15)
東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」。
加賀恭一郎はなぜ《新参者》になったのか。
加賀は体格がよく、精悍な顔つきをした人物だった。三十歳前後だろうか。彫りが深く目つきが鋭い。いかにも正義感が強そうな印象を受けた。差し出された名刺には、警視庁捜査一課という職場名が記されていた。(本文より)
映画《麒麟の翼》での阿部寛そのものである。
阿部寛の姿が頭から離れず、本を読んだ。
登場人物の視点がそれぞれに重なりあい、
《過去の記憶》が濃密に炙りだされる。
《人の想い》が重なることで
《物語の時間》が生まれることを改めて認識。
ねっちりした人情物を読んでいる感覚。
浪花節みたいな。
東野圭吾はやっぱり大阪人やなぁ。
とくに東野ファンというわけではないが
《東野圭吾恐るべし》と再び納得した一作。
ちなみに、いままで読んだ中では、『容疑者Xの献身』が深く身震いする。