NHK交響楽団第1725回定期公演 Cプログラム
4月21日 | 土 | 開場 2:00 PM 開演 3:00 PM NNHKホール
指揮|ロジャー・ノリントン
ベートーヴェン / 序曲「レオノーレ」第2番 ハ長調 作品72a
ベートーヴェン / 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
ティペット / 交響曲 第1番
ホールに入って、目にすぐに飛び込んできたのが舞台正面奥の5枚の反響板。
おおこれは迫力あるなぁと思って期待したところ、
やはり、低音部分やティンパニーなどはしっかり聞こえました。
僕の席は3階でしたので、実はあまり期待していなかったのですが、
思いの外ばっちり届いてくれました。
聴きながら思い巡らしたのは、
これは《オケの力》か、
それとも《なんでも聴かせるオールラウンダーのホールの力》かと。
両方でしょう。
しかしさすが3階だと、音源は一箇所という感じで、
高価なスピーカーで音楽を聴いている感覚。
包まれる豊かさには程遠いですね。
金額を思えばこんなもんかと。
とりあえず《生のN響とノリントンさんの音楽》を聞かせていただきました。
前半は《ベートーベン》、安心して。
後半は、初めて聞く《ティペット 》、
20世紀中頃のイギリスを代表する作曲家とのことですが、
現代音楽のカテゴリーに入るのでしょうか。
かなり賑やかで愉しい曲でした。