Nの祝祭日

映画、読書などのメモ

ブルックリンの恋人たち

2016-10-31 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★ブルックリンの恋人たち
原題:Song One
監督:ケイト・バーカー=フロイランド
キャスト:アン・ハサウェイ、ジョニー・フリン、メアリー・スティーンバージェン、他
制作国:アメリカ(2014)

《ブルックリン》の名前に惹かれて観た作品。
余りにもベタなタイトルにちょっと引き気味であったが、
実際に観てみると、
《何でこの邦題になるの?》
《原題に近いタイトルは付けられなかったのか?》

ブルックリンを舞台に、
音楽を主題にした大人のメルヘンを描きたかったのだろう。
この地の感覚を表現したインディ・ミュージシャンたちがたくさん登場する。
柔らかく、アコーステックな響きは心地よい。
しかし、何処か歌詞にリアル感を感じない。
僕は「余所者」だな。


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アートプロジェクトの悩み

2016-10-24 | 

本を読んだ。

★アートプロジェクトの悩み—現場のプロたちはいつも何に直面しているのか
著者・編集:小川希
出版社: フィルムアート社 (2016/8/24)

《アートプロジェクト》花盛りある。
基本、《地域おこし》が主たる目的になり、
多くの資金と労働力が投入される。
人集めしなければならないので、
面白い、体験もの、目新しさ、そしてその場を埋めるスケール感が要求される。
僕は情報は捉えているが、ほとんど行ったことがない。
興味がないといってしまえばそれまでだが、何故だろうかとふと考えてしまった。
そんな時、たまたま本屋で出会った。
この種のアートシーンで活躍している人たちの《悩み》が対談という形で語られrている。

それぞれの関わるポジションによって、
あるいは、《アートの定義》のやり方によって、
製作者自身か、プロヂューサーかによって、
資金の提供者によって(スポンサー)、
税金を使うならば、納税者の立場から、
同じ問題でも捉え方が変わる。
したがって、これが正解という答えのないプロジェクトである。
それぞれの役割でそれぞれが《愉しむ》しかない。

ただ、今後の継続ということになると、そこに《悩み》が生まれる。
アートでどうやって食べていく?
プロジェクトは誰に向けて発信する?
何をどう残す?
キュレーションはどこまで「技術開発」できる?
そもそもこのプロジェクトの主役は誰?
果ては、意味あんの?

などなど。
同好者の学芸会ではなく、これはビジネス?なんだ。
どこかの方向に向けて自然淘汰されるんでしょうね。
結局は、スポンサー(納税者を含めて)しだいでしょう。

 


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ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾

2016-10-08 | chinema(日本映画)

映画(DVD)を観た。

★ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾

劇場で見よう見ようと思いながら、見損なった一本。
残念に思っていたが、ついにDVDで観た。
初の海外ロケですが、相変わらず、《ガチ》です。

旅には当然通訳が同行しているが、出演者と現地の人との会話を訳すのみ。
アドバイスなどは一切しない。
それでもなんとか。
その行き当たりばったりが可笑しい。

台湾のローカルな一面をみたかったので、
これはなかなかの収穫。
台湾は《バス天国》だった。

行きたくなった。

 

 

 


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