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A&K の NOTES

陽はまたのぼり、陽はまたしずむ。あちこち歩き回りながら、スケッチを楽しんでいます。

雨の朝巴里に死す

2022-04-20 | chinema(欧米系映画)

 

★雨の朝巴里に死す
原作者:F・スコット・フィッツジェラルド
原題:The Last Time I saw Paris
監督:リチャード・ブルックス
出演:エリザベス・テイラー、ヴァン・ジョンソン、ドナ・リード、ウォルター・ピジョン、ロジャー・ムーア、他
1954/アメリカ

 

原作はF・スコット・フィッツジェラルド(1896~1940)
パリを舞台とした物語。


22歳のエリザベス。
眩しいくらい美しく可憐な時代のエリザベス。
この作品の一番のみどころ。


この作品の頃は、とても可憐で魅力的な姿です。
強い眼力が印象的です。


ある意味拍子抜けする物語展開です。
が、邦題の素晴らしさに救われる作品。

 

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赤い風車

2022-04-14 | chinema(欧米系映画)

 

★赤い風車
Moulin Rouge
監督:ジョン・ヒューストン
原作:ピエール・ラミュール(英語版)
『ムーラン・ルージュ』
出演者 ホセ・ファーラー、ザ・ザ・ガボール、他
音楽:ジョルジュ・オーリック
主題歌:「ムーラン・ルージュの歌」
1953/イギリス

 

19世紀末のパリ。
画家ロートレックの生涯を描いている。


キャバレー「ムーラン・ルージュ」の
踊り子たちをモデルとしたデッサンが
次々と流れるデッサンの映像が美しい。
パステルの粉が紙からさらりと流れ落ちる映像。
それはそれは美しい。

 

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白夜(1971)(ニュープリント版)

2022-04-11 | chinema(欧米系映画)

 

★白夜(1971)(ニュープリント版)
原題:Quatre nuits d’un reveur
原作:ドストエフスキー
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
出演:イザベル・ヴェンガルテン、ギヨーム・デ・フォレ、ジャン=モーリス・モノワイエ、他
1971/フランス・イタリア共同製作

 

伝説の名品と言っていい
ロベール・ブレッソン《白夜》が35mmニュープリントでよみがえる。
《フィルムは美しいな!》
からだの隅々まで洗濯された想いです。

 

映画の中では、
やはり《マルト、マルト、、、、》、
懐かしい響き。
改めて観ると、
男の想いは、
今日的にはちょっとコミックです。
そして女の想いもやはりコミックに感じました。
男のロマンも女のロマンも
こんなに可笑しく感じるとは意外でした。
一組の男女を演じた俳優さんが全くの新人だということもあり、
息づかいがとても新鮮で瑞々しさを与え
作品全体が素直で抒情的な雰囲気。
最後のどんでん返しはやっぱり笑いを誘います。


50年ほど前のパリの夜の灯りがとても美しく捉えられていました。
《闇の美しさと灯りの儚さ》
70年代初めの空気を味わわせてくれます。

 

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海辺のポーリーヌ

2022-04-02 | chinema(欧米系映画)

 

★海辺のポーリーヌ
監督:エリック・ロメール
1983/フランス

エリック・ロメール監督による「喜劇と格言劇」シリーズの第3作。


喜劇なのか、悲劇なのかよくわからない。
これだけ互いに辛辣な言葉を言い合うと
普通はもはやこれまで、断交というとになるのでしょうが
ここに登場する男女6人はなかなかシブトイ。
何事もないかのように
さも愉しむかのように会話場面が展開する。

映画とはいえ厄介な面倒くさい連中である。

 


さて、ポーリーヌ。
15歳の一夏の背伸びした経験ということでしょうか?
危ないロリコンパワー全開でした。

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