その千七百八十七
DCから主力が帰ってきて、久しぶりに全体練習。
講習会をおさらいしながら、DCでいなかった選手にも伝授。
んんん、週末から東北大会に向けて最終調整だが、出来上がってない(冷や汗)
練習ゲームで組み立てていくしかない。。。
あまり好きではない調整だ。しっかり練習して準備万端で最後の調整に持っていくのが理想だが、今回はDCに取られた分時間が足りない。
しかし、ここで私たちスタッフが背中を見せる時
『やれるとかやらないじゃない。やるんだ!やるしかねー!』
さて、週末ゲームが続いてどう仕上がりますか?楽しみにさしましょ。
追伸
その子まさにこんな状態です。
自分に向き合っているんです。
本氣で走ればけっこう速いのです。
早く走れるのは、運動神経が発達している証。運動神経が発達しているというのは、その他の神経も発達していて、頭の回転が良かったり、いろんな事が優秀な可能性高いです。
が、
その子、いろいろ考えるところあるようで(頭の回転がいいからか)、本氣の走りを見せるのは、半年に一度くらい。
いろいろ考えるところは、下手な考え休むに似たりで、要らぬところに氣を使い、肝心なこと疎かになります。
まだ慣れてないから、慣れるまで放牧のように自由にやってもらい、徐々に肝心要な事は何かを感じてもらえたら良いのです。
そのタイミングに最適&効率的なのは、ゲームに出るようになる事です。
最近ここ2ヶ月にそのタイミングが訪れたのですが、休むに似たりどころか、違う方向見初めてCMの世界にどっぷりハマってしまったようです。
最初に書いたように、自分がけっこう速くて、出来るはずなのを知らないし、素直に自分が、何が好きで何をやりたいか?どうなりたいか?を感じたいない。
常識や他人の思惑(他人の目)のフィルターを通さず感じれば済む事なのですが、要らぬところに氣を回すから、考えれば考えるほど、フィルターは厚くなり透明度が落ちていき、すんなり自分を感じる事ができなくなってしまいます。
これを俗の表現で『悩み』と言います。
『若い時は悩んで成長する』なんて事も言います。
間違いではないのですが、この悩む時間を過ぎると、悩んでた事がアホらしく感じます。
そして更には、悩まない領域までいく事ができれば『出来る人』『やれる人』『やる人』となりますが、これは、一見『冷たい人』『鬼の様な人』『情のない人』『マニアック』『ストイック』的に見えてそうとらわれがちだが、そうではない。無駄を省いて最終到達点が見えていたらこうなる。
(年配の方々がぶっきらぼうな人が多いのはこのせいだとも言える)
男の考え(男脳)と捉える風潮もあるが、それはそれで否定はしない。しかし、女の人でもけっこうこんな人はいる。
プロアマ問わず、アスリートのトップにはこんな人が多い。
動物的にやりたい事に夢中になっているうち、この悩む時期を飛ばしてしまうアスリートも多い様だ。
その人たちは、YESかNO、白か黒、やるかやないかの答えしか持ち合わせない。
早くこれに氣付いたら、得するのは自分と言うことをこれを機会に知ってもらいたい。
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追伸2
ここまで書いて思う。
大人も未だに悩む時期を越せないで迷走している人多い。
先程、男脳と書いたが、女脳(もちろん男にもこんな人はいる)は『そんなこと言っても・・・ねー。。。』となる。
そこに理屈は要らない。
その男女脳の差をうまく埋めるべく、そこのバランスの取り方が上手な人が、良きリーダーで指導者なのだと思う。