カンブルラン:トゥーランガリラ(12/4)

2014-12-05 | コンサート
先週のプロで久々に独欧系で鮮烈な演奏を聴かせたカンブルラン/読響。この日は初手合わせとなったメシアンの再演。
最初に実演でトゥーランガリラを聴いた時はまだ、作曲者も存命だったし、まさに「現代音楽」だったように思うが、オンド・マルトノを見るにつけ流れを感じる。
全体として、飽和した響きの印象。第8楽章くらいになるとかなり明解となってきたようにも思うがそれでもこのオケなら…といった感が強い。
日程的に前の演奏会と近く、メシアンの前プロとして、初演曲があったためリハが十分ではなかったのか?本公演がヨーロッパ公演のリハとは思いたくない。
一晩のために来日したというヒューイットも同様にくぐもった感あり。
テレビ収録されており、1月には放送されるらしい。しかもノーカット!(当然といえば当然なのだが。)そこでもう一度確認しましょう。

前プロは酒井健治の「ブルーコンチェルト」。
1度聴いただけの新作を評する能力はないが、初演曲を聴くと演奏時間が1/3だったら良かったのにとよく思うのだがこの曲も同じ。

今年の演奏会の予定はこれでおしまい。
来年はどんな演奏に巡り合えるのでしょう。


2 コメント

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Unknown (Cello)
2014-12-05 23:45:12
なるほど。

なんか絶賛系のタイムラインばかりだったので・・・・・
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いやあ。 (あれぽ)
2014-12-06 09:50:32
Celloさん

天邪鬼ですいません。
6年前だかの印象が鮮烈すぎたのでしょう。

とりあえず、来年のトリスタンに期待。
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