去年、琵琶湖でお目にかかって以来の虹を後に「復活」へ。
マーラーもインバルも興味はなくただひたすらフェルミリオンを聴くために。
予想外に軽いのに驚く。高音域はソプラノのナーデルマンより響きは軽い?
インバルはボルタメントを若干強調していたように思うがなんでもアリみたい曲にしては概してあっさりめか。
指揮なのかオケなのか会場なのか単にこちらの好みなのかわからないが、全曲を通してダイナミックスが3階程大きく、終楽章の舞台袖から音量が心地よい。この指揮者なら、渾身のpppを聴きたいと思うのだが、出てくるのは、全力の(しかもかなり青っぽい)fff。
しかし、都響はマーラー指揮者ばかりを招聘すればいいっもんではないと思うのだか。
そうそう、「角笛交響曲」大の苦手だったのを思い出した。