映画館でオペラというのはどうしても抵抗があるのだが、
「ルル」ということなので久しぶりにライブビューイングへ。
映画なのでざっと。
ケントリッジは映像を組み合わせて舞台を作っていたが、映像では程よく引きの絵を加えていたが、実演ではかなり五月蝿そうな印象。
紙製?の仮面や小道具の多用とを除けばわかりやすい演出。
レヴァインが降板しケーニクスに変更されていたのだが、ベルクの音楽がとても平易に聴こえたのは映像による効果だろう。
ペーターセンのルルはこれで見納めというのは残念である。アルヴァのみ好みでなかったが、他の主要キャストには文句なし。
1日1回の上映と映画2本分の料金がネックかなあ・・・。