古事記:初日

2011-11-20 | オペラ

公演に先立ってのプレトークは開演3時間前から1時間、別会場で演出家のみという過去に記憶のないもの。
現在の日本の状況を踏まえつつ、作曲の経緯や制作の過程を楽屋落ちにならない範囲で語り、質疑応答では日本語での上演の可能性も匂わせた。
オペラでのプレトークはEXCUSEのことと思っていたが、言い訳がましくなく配布されたプログラムを補うもので岩田節絶好調といったところ。

10年前の演奏会初演ではこちら側が混沌しているうちに演奏が終了してしまった。
オケ、合唱の充実演奏があったものの(女声ソリスト陣はやや不調か?)、1度観ただけではストーリーを追うことに終始してしまったのは今回も同様。

舞台日本初演ということで、おそらく台本通りだと思うが、岩田演出でさらにあれば大胆な読み替えを期待してしまったのも事実。新たなプロダクションにも期待しています。


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