デュトワ:戦争レクイエム

2010-12-10 | コンサート

ただ、ただ、暗く陰惨な印象。

勿論底抜けに明るい曲ではないのだが、児童合唱ですら男声ソリストと同じレベルにいるかのように響く(児童合唱は舞台袖か)。

階層的にステージを作る事も容易いはずだがデュトワがアンサンブルも指揮するためかオケがアンサンブルを取り囲む。ソプラノソロも合唱団近くに位置することはない。

厳しい音楽が進行する中、終始通奏低音のように響く、安らかな寝息が現在のこの国の状況をあらわしているのかもしれない…。


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