以前読んだ本には20世紀最大のキリスト教音楽の作曲家と記されていたと思う。
しかし、ペッピングの マタイ なかなか手強い。
同じく無伴奏のシュッツの諸作はかなりの覚悟が必要とは言え集中力を維持できるのに(盤の状態もあまりよくないんだけど、ParkmanのSACDでも・・・)、どうも受難曲という気がしないのは、エヴァンゲリストよって進行しないから?
ちょっと聴き込むか。
フランクの「十字架の上の七つの言葉」。
シュッツの諦観的な響きとも異なり、
どこか明るく、爽やかな印象。
それなりに暗く、ドラマティックでもあるのだが。
どうやら、悲痛なものだけではないのだろう。