ノット/東響 グレの歌(10/5)

2019-10-05 | コンサート

歌手、合唱を含むかっちりした見事な演奏だった…のだけれど、面白みはなかった。
シェーンベルクの後期の作品には冷徹なまでのアプローチも不可欠だと思うが、作品番号のない特にグレには必ずしも有効に働かない。見栄、はったり、ユーモア…がないと。この「保守的革命家」は一筋縄ではいかない。

明日に期待しつつ、直接きょうの演奏にかかわらないことを。
1:会場で手渡されたプログラム。よい紙をつかったたいそう立派なものなのだが資料価値が…。
その昔のプログラムが小澤盤(諸井誠だったっけ?)のパクリだったことを思い出してしまった。

2:安定の東響コーラス。しかし、平均年齢高すぎやしないか(男声)。
これは、アマチュア合唱にとっても大きな問題である。働き方改革が叫ばれている昨今、聴衆の確保のみならずプレーヤーも育成する必要があるだろう。の

3:改装なったミューザ。ホワイエの換気大丈夫?
アルコール臭きつ過ぎ(過敏なのにも程がある)。

終演後、ラグビーのパブリックビューイングに向かうが入場規制がかかっていたのでTV観戦中。