荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

歴史の名残りでしょうか?

2018年10月17日 | 散文

ハッピーロード商店会の脇道で違和感のある建物を見つけました。
クリーム色の丸窓の建物は、周りの民家とは明らかに違います。
旅館でしょうか?


途中、こんな路地に喫茶店がありました。
昔からこの、旅館の様な建物に通じる路地で店を営んでいたのでしょうか?
ここでもちょっと違和感を感じました。


明らかに民家の造りではありません。
旅館かレストランだったのでしょうか?

こんな路地の奥で?

青いタイルの支柱が気になります。


隣り合った建物は赤いタイルの支柱とピンクの壁です。


赤い建物の2階には青いタイルがあって、「奈か多゛楼」の屋号がありますが、これは建物よりずっと新しそうです。
後付けしたのでしょうか?


伸びた柳の枝が被う2軒の建物です。


赤い建物をよく見ると、中央に白いモザイクタイルがあります。


その上には、出窓の様に見えます。


出窓の隣に入り口があります。


改めてクリーム色の建物を見ます。


玄関ドアが広めなので、一度に多くの人が出入りできます。


ここでも窓が広く取ってあります。


窓の板は後で作ったものに見えます。
元は、窓から路地が、路地から窓の中も、よく見えたのではないでしょうか?
品定め人とか娼婦とか・・・。


千住は江戸時代からずっと長い間宿場町でした。
その歴史背景と建物の造りや丸窓や路地の奥に在るなど等々を考察するに、ここは娼館だったのではないでしょうか?

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