荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東京都知事選挙ポスターが変

2020年06月26日 | 散文

今回の選挙は異様です。一度も選挙カーに出逢いません。声も聞こえません。判断の糧は殆どこのポスターです。でも、このポスターも変です。中央に、「ホリエモン新党でコロナ自粛をぶっ壊す」のキャッチコピーで、同じデザインが3枚並んでいます。この中央の位置は嫌でも人目を引きます。

 

しかも、ホリエモンこと堀江貴文氏のポスターが2枚あるのです。更にしかも、堀江貴文氏は立候補していないのです!? 先ず、これから分析します。ここにある「ホリエモン新党」には、「さいとう健一郎」氏と「服部修」氏が立候補しているのですが、彼らの写真や名前はありません。彼ら2人は初めから当選する気はありません。堀江貴文氏は新党を立ち上げて都知事選の公式看板を買った訳です。自分の広告媒体として、公式看板を利用したのです。

都知事選の供託金は一人300万円らしいです。勿論、一定の非投票数がなければ没収されるお金です。つまり、広告宣伝費です。東京中の各地に24時間出ずっ放しで2週間宣伝できるのです。TVコマーシャルより費用対効果があると判断したのでしょう。

 

さて、両ホリエモンの間にあるのは、元国会議員でN国党首のポスターです。しかも、そのポスターのデザインが、左右のホリエモンと同じです。更にしかも、「モリカケ問題」の一方の雄、森友学園の元園長「籠池やすのり」氏と一緒です。何だこれ! さて、分析します。N国党首立花氏をホリエモン新党が公認したのです。従ってここにも「ホリエモン」の文字を掲載できるのです。たぶんポスター制作費もホリエモン新党が出しているのでしょう。デザインが一緒ですもの。籠池氏の顔はアイキャッチとして効果絶大です。もう何が何だか分かりません。こんな風に選挙を使っていいのか? 

私の感覚が古いのか? 取り残された老人なのか私は? 「コロナはただの風邪」と言う人も居るし・・・? こんな選挙でも投票に行かなければいけないのか? 都民の義務なのか・・・? 

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5 コメント

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Unknown (osa-michi2016 )
2020-06-26 20:10:27
良く分かりました。不思議でした。
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osa-michi2016さん (荒川三歩)
2020-06-26 20:40:31
私の勝手な分析ですよ。
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こんなことになっているんですね (みなみ)
2020-06-26 21:57:31
さすが日本の首都です。
生き馬の目を抜く世界ですね。
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Unknown (桃里)
2020-06-26 22:47:43
あの、堀江貴文氏はホリエモン新党を認めていません。
ツイッターに「関係ありません」と投稿しています。
ホリエモン新党の代表は立花孝志氏で、
「本人に了承を得ている」としていましたが、否定されると
「本人に許可されていないけど、拒否されてもいない。」と言って勝手に堀江氏の写真を使っているようです。
こんな事が許されているなんて。
日本の首都でこんなことが行われているなんて・・・
世も末です。
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桃里さん (荒川三歩)
2020-06-27 09:26:24
ほう!そうなんですか!? それなら堀江貴文氏は肖像権があるのだから削除申請すれば良いのでは? 
不思議ですね。
立候補していながら名前も写真も出ない二氏はどう思っているのでしょう?
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