荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

踏まれて擦られて輝いていた。

2024年03月28日 | 散文

遠くから光っていました。近づくと、10円玉です。

表面が傷ついた結果、光が乱反射したようです。平成17年の文字がかろうじて読めるほど摩耗しています。

裏返して見ます。表と同様に、多くの車や靴に踏まれ擦られてできた沢山の角度の面に、光が乱反射しています。実際の光り具合が伝えられなくて残念です。

人通りが多い「天神下」交差点です。左奥に湯島天神が鎮座しています。

沢山の人が歩く場所です。誰も気づかなかったのが不思議です。気づいたけど無視されたのでしょうか?

お金が落ちているのを見つけたのは随分久しぶりです。キャッシュレスが進んだ証ですね。

「踏まれて擦られて輝く」人は尊敬するけど、そんな人生はしんどいです。

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伊勢ヶ濱部屋に力士が帰ってきた。

2024年03月28日 | 散文

昨日に続いて伊勢ヶ濱部屋の前を通ったら、大きなトラックが停まっていて荷物を降ろしていました。このトラックの構造は、左右に荷物が積めるようです。

若い衆が荷物を降ろしています。東京場所じゃないので明荷だけではありません。生活用品一式が一緒です。伊勢ヶ濱部屋は30人に近い大所帯です。そりゃ荷物も多いです。

昨日、宮城野部屋の全員がここ伊勢ヶ濱部屋に来ることが発表されました。宮城野部屋25人がやってきます。生活用品根こそぎと一緒です。奥の白い建物が宮城野部屋です。更に部屋の前(トラックの右側)にも宿舎が在りますが、総勢50数人の大所帯になります。

部屋が足りるのだろうか?今までどおりの十分な稽古ができるのだろうか?

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尊富士初優勝3日後の風景

2024年03月28日 | 散文

大相撲春場所が終わってからずっと雨だったので、やっと自転車を引っ張り出しました。このお弁当屋は伊勢ヶ濱部屋の力士が優勝すると、いつも「弁当100円引きセール」をします。今日はありません。いつも1日限りのサービスです。続けないのは店にメリットが無いのでしょうね。儲かるなら3日位やります。たかが100円が経営に響く商売のようです。

いつもの優勝横断幕がありません。まさか優勝するとは思っていなかったので横断幕を作っていないのでしょうね。

でも、照ノ富士が初優勝した時は、「日馬富士」の字の上に布を当てて対応していました。今持っているのは照ノ富士のだけでしょう。それを活用したくても、照ノ富士と尊富士では字数が違います。無理がありますね。

(2015年5月場所優勝時の写真)

伊勢ヶ濱部屋の斜め向いの家です。やっぱり有りました。

その向かい、伊勢ヶ濱部屋の隣は、いつもの「祝優勝」が出ていません。皆んなが大阪から帰ってないからでしょうか?

2連覇した部屋前も、なんにもありません。今回の尊富士の記録ずくめの優勝は、予兆が有りました。先場所は大の里が新入幕優勝の気配があって、9月場所では新入幕の熱海富士が優勝決定戦まで行きました。若手の台頭が著しいです。

改めて春場所の尊富士の活躍をふり返るまでもなく、伊勢ヶ濱部屋は強いです。稽古量が角界一と評判の部屋です。照強が引退しても、関取が6人もいます。そして宝富士が来場所幕内に復帰します。横綱だった伊勢ヶ濱師匠は2人の横綱を育てました。一人も関取が出ない部屋もあるのに。。若手力士も多くいます。宮城野部屋の力士を受け入れる噂もあります。当分角界の中心に居るでしょう。

今度の尊富士の記録ずくめの優勝は部屋に活気を与えます。先輩力士は一層の努力と精進に励みます。関取になっていない若手は夢を与えられたと同時に、出世のノウハウが目の前にいます。稽古に励みます。伊勢ヶ濱部屋はもっともっと強くなります。

さて、冒頭のお弁当屋は、尊富士の優勝横断幕を作らなければなりませんね。ファンとして嬉しい出費ですね。販売促進費として経費で落とせるから、熱海富士のも作っておいた方が良いのでは?  あ、字数が同じ照ノ富士のを使い回せるか? 優勝するのは一人だもんね。。。

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