荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

忍岡向岡総鎮守境稲荷神社

2021年11月22日 | 散文

弁慶鏡ヶ井戸の隣りです。

 

鳥居前が三叉路で正面は不忍池です。これが旧参道でしょうか?

 

青空に扁額が映えます。

 

小さな稲荷神社です。

 

へええ、今度覚えていたら覗かさせていただきます。

 

説明書がありました。

読みます。「文明年間足利九代将軍義尚公により創祀されたと伝えられ忍が岡と向が岡の境に鎮座するところから境稲荷と称され両村の総鎮守であった。」云々。だって私の知りたい謂れはこの部分ですもの・・・。えー、「忍が岡」の下に「不忍池」があって、その向こうの丘を「向が岡」と呼んだ。つまり、昔は現在の上野周辺が本郷周辺より主要な場所だった、と推察できる謂れです。

お参りします。

 

拝殿の柵の向こうが「弁慶鏡ヶ井戸」です。

 

塀の向うは東京大学です。

 

退出時に振り返ると、晩秋の西日が厳かでした。

 

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弁慶鏡ヶ井戸

2021年11月22日 | 散文

いつも素通りしていたのですが、今日は気になって自転車に急ブレーキを掛けました。

 

きっと井戸の蓋が新しくなって目に付いたのだと思います。

 

「弁慶」!?   

 

こんなゆかりの井戸です。東京では義経の曾祖父(だったっけ)の八幡太郎源義家ゆかりの場所には時々出遭いますが、義経関係は初めてかも知れません。

 

石碑が有ります。「名所 辯慶鏡井」です。読みます。

「此の井水は往昔より清冽明澄なる事鏡の如く里人呼んて辯慶鏡ヶ井と称へたる名水なり隣地境稲荷は文明年中此創建にかかりもと別當を原泉山三光寺といひしも此乃地 名水のじょう々と湧出志たるによりしなるへし」  ・・・分らない字が1個あるし、濁点を使っていないので読みにくい、書きにくいです。

さて、こんな場所です。斜め前は古本屋です。

 

その前、井戸の脇は東京大学の池の端門です。

こんな場所で義経主従が水を飲んだのです。

続いて隣りに行きます。

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