弁慶鏡ヶ井戸の隣りです。
鳥居前が三叉路で正面は不忍池です。これが旧参道でしょうか?
青空に扁額が映えます。
小さな稲荷神社です。
へええ、今度覚えていたら覗かさせていただきます。
説明書がありました。
読みます。「文明年間足利九代将軍義尚公により創祀されたと伝えられ忍が岡と向が岡の境に鎮座するところから境稲荷と称され両村の総鎮守であった。」云々。だって私の知りたい謂れはこの部分ですもの・・・。えー、「忍が岡」の下に「不忍池」があって、その向こうの丘を「向が岡」と呼んだ。つまり、昔は現在の上野周辺が本郷周辺より主要な場所だった、と推察できる謂れです。
お参りします。
拝殿の柵の向こうが「弁慶鏡ヶ井戸」です。
塀の向うは東京大学です。
退出時に振り返ると、晩秋の西日が厳かでした。