荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

猛暑日の谷中に日陰が無い

2021年08月16日 | 散文

随分と日当たりが良くなりました。

 

もう猛暑を避ける陰がありません。

 

このこんもりした姿が懐かしいです。

 

もうこの風景は戻りません。

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芋甚でかき氷

2021年08月16日 | 散文

根津の路地が白っぽくて、電柱と電線が濃い影を落としています。猛暑日です。

 

根津の名店芋甚です。

 

こんな日は芋甚のかき氷に限ります。私を呼んでいます。

 

吸い込まれます。

 

私は、有名店とか高級店とかに入ると、その店の高い品を注文しなければいけないような思いに囚われます。右下の「宇治金時クリーム」は去年食べました。私には甘かったです。左下の「黒蜜きな粉」が目に入ります。甘いものが苦手なのに、氷は適度に甘いものが好きです。それに、2番目に高いし・・・。

 

迷った挙げ句、注文したのは2番目に高いものグループから選んだ「オレンジクリーム」です。流石は老舗です。スプーンは突き刺さないで添えています。下町の氷とは違います。

 

真上から見ます。バニラアイスクリームがてっぺんに乗っかた代物です。・・・生卵みたいだな。

 

バニラアイスクリームもオレンジジュースも甘ったるくありません。上品な甘さです。氷に穴を掘って、爽やかな甘味のオレンジジュースを底から掬い上げます。てっぺんのバニラアイスクリームを削って、氷と混ぜて、時々オレンジジュースと合わせて食べます。猛暑日に至福のひと時です。

さて、これはこれで満足なんですが、入店時に迷った品がありました。「黒蜜きな粉」です。なんと、偶然にも向かいの席の女性が「黒蜜きな粉」を注文しました。耳をそばだてていたら、彼女が味の感想を言いました。「信玄餅みたい」 ・・・次回、どうしようかなあ?

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