荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

池之端の井戸で迷い人に遭遇して、

2019年08月10日 | 散文

 

いつもの井戸へ行きます。この路地です。

 

いつもは井戸を見ながら進むので下ばかり見ていました。

 

ふと上を見たら、ベランダに植木鉢が並んでいました。家庭菜園でしょうか?

 

さて、と屈み込んで井戸を撮っていました。

 

突然欧米人が現れました。フランス語です。フランス人は井戸がある路地の風流が分かるのだろうか? けっこうお人好しの私はこの路地の素敵さを紹介しようと思ったけど、私はフランス語なんて端から無理です。日本訛りの英語とフランス訛りの英語の会話も多分成立しません。一瞬でこんな判断をしました。

ただの迷い人のようです。すれ違う時に道を譲った私にメルシーと言って去って行きました。

 

誰も居なくなって、いつもの井戸の静寂な風景に戻りました。

 

ここにも季節は巡っています。前回春の花が咲いていましたが、今日は夏の植物の蕾が風に揺れます。名前は知りません。

 

路地も真夏の太陽光に照らされています。

 

通り過ぎて振り返ります。わあ! 真夏の景色です。

 

洗面器が熱を反射します。

景色が干からびています。

 

 

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猛暑日のバスケットゴール

2019年08月10日 | 散文

 

池之端の井戸へ続く路地です。夏でも冬でも同じ風景の家です。

 

この絵は昨年も報告しました。それほど印象的な絵です。

 

猛暑日の太陽光がクッキリと影を落として酷暑を語っています。

 

 

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