荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

根岸の路地を往く

2015年03月25日 | 散文
根岸は歴史と文化の街らしい。
街灯にそう書いてある。
古くから多くの文人と墨客が住んだ街らしい。

とは言っても根岸は広い。
根岸の代表的文人、正岡子規の旧住居からはかなり遠い。
とりあえず今日はこの交差点を曲がってみる。

煎餅屋がある。
下町には煎餅屋が多い。

この路地を入ってみる。
古い商店街みたい。

路地の角に和風西洋建築の建物があった。
看板があるが、裏返っている。
元病院みたい。
もう病院はやってないので、プラスティック製の看板を裏返しているのだろう。

でも、何故取り替えないのだろう?
医学部で勉強中の跡取り候補でも居るのだろうか?

路地の角に理髪店があった。

昭和風、好いね!

古い民家があった。
古い建物は、商店であればその古さに集客効果があって大事に手入れされるが、民家の場合は使い勝手が悪く改築してしまうので、ここ20数年急速に古い民家が無くなっている。

大事にして貰いたい。

僅か300m位の路地に、また理髪店があった。
ん?この路地での現役の商店は理髪店しかなかった!?
そういえば、すれ違う人が居なかった。

広い根岸の、ある短い路地の報告でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする