今日は古道連協の勉強会が9時30分から12時まで行われ、その後「いにしえシリーズ」の件で現地の歴史館の学芸員と連絡を取っておいたので会いに行って話を聴かせて貰うことになっている。
ということで要は丸一日出かけることになる。
朝9時30分までにいつもお借りしている公的施設まで行こうと思うと自宅でゆっくりしている暇は殆んどなく朝食作りと食事を済ませたらすぐに出かける感じとなる。
地下鉄の電車を乗り継いで公的施設に到着する直前に前を歩いている男性がいて見慣れた感じの後姿だったが、かなり痩せている。
近づいて肩に手をかけて声をかけるとびっくりしていたがやはり事務局長のS氏で一緒に建物に入ったが、6月初旬に検査入院して以来ずっと入院していたが最近退院はしたものの自宅養生ということであった。
彼と一緒に部屋に入ったのは9時10分頃であった。
いつも使用している部屋に入るとすでにImさんが来ていたが彼女もS氏の姿を見るなり「ウワーッ、お元気でした?」と声をかけていた。
S氏は古道連協の事務局長ということだが実際には彼が中心となって企画の運営がなされていると言っても過言ではない。
私なんかは完全にお任せ状態で出来上がった企画の資料を貰って勉強をしてガイドをしているだけである。
その中心人物であるS氏が長期に亘って入院した訳だが、当初は肝臓がんの疑いで手術で開腹した結果、周辺臓器にも癌が転移していて手術に12時間もかかったそうである。
で癌の手術そのものは成功したと言うことだが、体力の回復が思うように行かず食事が進まずほとんど2口3口しか食べられないということで歩くのもトボトボ歩くと言う状態であった。
そんな状態にも拘らず自分が抜けたことが気にかかって今日の勉強会に出て来たということである。
いにしえシリーズを中心として同時進行中である5区リレーウォークと文化財研究所主催のリレーウォークなどの進捗状態の確認及び今後の予定などを話し合い正午過ぎに部屋を出る。
そして午後からいにしえシリーズの1回目のコース上にある市の歴史館の学芸員の人の話を聴かせて貰うために出かけることになったが、私はバッグにパンと缶コーヒーを入れて来たので調節歴史館に行くこととし皆と別れてJRの出発駅へと向かった。
他のメンバーは近くの食堂で食べてから一緒にやって来て現地の歴史館で合流することになった。
地下鉄に乗ってJRの出発駅で区間快速が待機していたが未だ乗客は数無い状態だったの座席は自由に選べた。
出発時刻まで時間があったので車内で持参したパンと缶コーヒーを取り出して食べ終えた後、ホームにゴミ箱があったので車外に出てゴミ箱に捨てる。
しばらくして電車が動きだしたが、途中駅で快速に乗り換えて目的の駅に到着する。
そこから歩いて20分ぐらいで行けるかと思っていたが道を確認しながらなのと地図上では交差点だと思って信号がある道を左折するところだったがそれらしいものはなく、高架の上を走っている車の姿が見えたことから上の方に上がる必要があると踏んでその高架まできたが左に上がる道はない。
困ったな、ずっと手前に左の方へ上がって行く道があったが大分先である。
取り敢えず高架の先に左に上がる道があるかもと言うことで高架の先にやって来たが左に上がる道はない。
何気なく反対車線側を見ると鉄製の階段があるのでひょっとして上の道に繋がっているかもしれないと道を横断して反対側に移り、階段を上がって見たら正解であった。
取り敢えず駅から来て左方向(南)へずんずん歩いて行くと途中に介護施設らしき建築物があり、その建物から出て来た若い女性に聞いて見たらこの道をそのまま真っ直ぐに行くとお墓が見えるのでその先を右に廻ると歴史館の方に行けると言うことで教えて貰った通りに歩いて行く。
途中に標識があって間違いがないのでそのまま歩いて行くと以前来た時に見覚えがある場所にやって来たが、少し前から雷音がして雨がポツリポツリと降り出した。
段々雨足が強く早くなってジャージャー降り出したので取り敢えず同じ敷地にある文化施設へと入った。
かなり強い雨足で一向に止みそうにない状態でこのままではまずいと言うことで中を見ると丁度制服を着た高齢の警備員さんがいたので歴史館へこの建物から行けないかと相談すると地下の駐車場経由で行くと行けると言うことで同行する。
駐車場に来て壁伝いにずっと行くとエレベーターがあるのでそこから地上に上がれば歴史館の入り口が見えると言うことでその通りにして歴史館に入る。
私以外のメンバーは駅からタクシーに分乗してくるのでもしかしたら到着しているかもということで歴史館の受付に行くと話が通っていたが、私一人が別行動で早く来た旨を伝えると事務所への入り口を開けて貰って中にあるテーブルへ案内して貰う。
座ってしばらくすると女性の声が受付から聞こえてきて後発組が来たことが確認された。
最初に言ってた人数より増えて6人になったので別の応接室へ通される。
早速学芸員さんがやって来て予め質問事項を書いておいた順序に従ってお話を聴いた。
話好きな学芸員さんで色々質問に答えていただいた。
そしていにしえシリーズのリレーウォークにこの歴史館に寄って常設されている事柄についての定点説明を学芸員さんに依頼すると心良く引き受けて貰った。
2班に分かれて来るので10分程づつの説明になるがトイレ休憩も兼ねてこの歴史館に寄ることになった。
それと同時質問状に基づいて入り色と説明していただいたが、話し好きと見えて色々な関連する話も出てここへあらためて来たことが正解であった。
5時までびっしりと話を聴いて今後聞きたいことがあったらメールで送って貰ったらその内容ごとに返信させて貰うからと言うことも行って貰ったので心強いことである。
帰りにタクシーを呼んで私も来る時に下りた駅まで一緒に乗っていくことにした。
そしてJR駅から自宅最寄り駅の一つ手前の駅で降りて買物をして帰る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます