凶悪な事件が起こると、新聞とか偉そうなおっさんとかが“社会の責任”とか言うことがあるけど、あの論旨に納得できんかった。
ちゃうわい「本人の問題やろ」とか「親の育て方が悪いから、あんな怪物みたいなヤツに育つんじゃぁ!」とか思っとたわ。
でも、この映画見て、“社会の責任”というのもちょっとあるなと思た。
トミー・リー・ジョーンズは、申し分ない子育てをしとったと思う。
息子二人が軍人になったんも、きっちり“親父の背中”を見て成長した子供らが自ら選択したんやと思う。
でも、時代がちゃうねん。
社会がちゃうねん。
環境がちゃうねん。
トミー・リーにとって『ノー・カントリー』同様、住みにくい国になっとんねん。
アメリカだけとちゃうで~。
FOR OLD MENだけとちゃうで~。
普通に育てた子供が、成人して、手を離れたらあんなことになってまう。
シャーリーズ・セロンの子供かって、どないなるやわからへん。
お母さん自身も、男社会の仕事場で、しょーもないことされてるもんなぁ~。
イラク戦争がどやということより、身につまされ、そら恐ろしいことに感じたわ~。
クリント・イーストウッドが、セルジオ・レオーネや、ドン・シーゲルの現場で育ったように、ポール・ハギスも、実によくイーストウッドの仕事を見て育ったんやなぁ~。
もしスニーク・レビューでこの映画見てたら、イーストウッドの新作?って思うほどや。
影の使い方、ヒロインの造型、男根主義、師弟関係の描き方、そして音楽も。
すごいのは、50歳オーバーのイーストウッドの元嫁はん、フランシス・フィッシャーの裸まで出すとこ!
ここは、『タイトロープ』で、自分の娘にとんでもない役をやらせる、そんなとこまで受け継いでるのは、もう完全にイーストウッドの息子って言ってもええくらいや。
ジェームス・ファーゴ、バディ・ヴァン・ホーン、リチャード・タッグル、デキの悪い息子ばっかりやったけど、最後の方にきてディープインパクト(馬名です)級の傑作種がつきましたな!
★★★★
ちゃうわい「本人の問題やろ」とか「親の育て方が悪いから、あんな怪物みたいなヤツに育つんじゃぁ!」とか思っとたわ。
でも、この映画見て、“社会の責任”というのもちょっとあるなと思た。
トミー・リー・ジョーンズは、申し分ない子育てをしとったと思う。
息子二人が軍人になったんも、きっちり“親父の背中”を見て成長した子供らが自ら選択したんやと思う。
でも、時代がちゃうねん。
社会がちゃうねん。
環境がちゃうねん。
トミー・リーにとって『ノー・カントリー』同様、住みにくい国になっとんねん。
アメリカだけとちゃうで~。
FOR OLD MENだけとちゃうで~。
普通に育てた子供が、成人して、手を離れたらあんなことになってまう。
シャーリーズ・セロンの子供かって、どないなるやわからへん。
お母さん自身も、男社会の仕事場で、しょーもないことされてるもんなぁ~。
イラク戦争がどやということより、身につまされ、そら恐ろしいことに感じたわ~。
クリント・イーストウッドが、セルジオ・レオーネや、ドン・シーゲルの現場で育ったように、ポール・ハギスも、実によくイーストウッドの仕事を見て育ったんやなぁ~。
もしスニーク・レビューでこの映画見てたら、イーストウッドの新作?って思うほどや。
影の使い方、ヒロインの造型、男根主義、師弟関係の描き方、そして音楽も。
すごいのは、50歳オーバーのイーストウッドの元嫁はん、フランシス・フィッシャーの裸まで出すとこ!
ここは、『タイトロープ』で、自分の娘にとんでもない役をやらせる、そんなとこまで受け継いでるのは、もう完全にイーストウッドの息子って言ってもええくらいや。
ジェームス・ファーゴ、バディ・ヴァン・ホーン、リチャード・タッグル、デキの悪い息子ばっかりやったけど、最後の方にきてディープインパクト(馬名です)級の傑作種がつきましたな!
★★★★
軍人の血筋を受け継いでるんだから、狂うなんてこたぁないだろうと思ってただろう親父。古き良きアメリカの姿なんてもはや無くなってしまってるといった雰囲気だったから、やっぱり社会が影響してるんですよね。
社会がちゃうねん。
環境がちゃうねん。
まさにそのとおりかも。
昨日『ダークナイト』を観たのですが、
ここにも同じことを感じました。
というか、それがテーマになっていました。
時代が変わると
ヒーローのあり方も変わってきますね。
私は同性としてシャーリーズの職場での扱われ方に妙に反応してしまいました。
アメリカでもいまだに女性はあんな風にパワハラ、セクハラにさらされているんですね・・・。
アメリカが住みにくい国になってSOSを発信しているのなら、アメリカの子分の日本までが共倒れ必至ですよね。
この役はイーストウッドがやっても良かったかもですね。
ただ、良く出来た映画だとは思いますが、脚色しすぎて微妙な作り物感が出てしまったのが残念。
現在のイーストウッド監督なら、これほど寓話性を強くしなかったんではないでしょうか。
90年代のイーストウッドならこんな感じかも。
aq99パパさん、気に入られたんですね、
トミーリーの渋い演技がさすがです。
シャーリーズ、こういう地味な役も自分を
押し出しすぎない演技が好感でした
こういう映画の脚本ばっかり書いてたら、厭世感が強まって、どうにかなりそうですけど、「007」の脚本も書いたりして、うまい事息抜きしてそうです。
正直どうでもいいシリーズでしたが、これはぜひとも見に行こうかと思います!
おすすめ、ありがとうございます!
NYやLAなど大都市を舞台にして、セクハラやパワハラに異常に反応してる映画やドラマがあるかと思えば、「スタンドアップ」シャーリーズ・セロンもそうやけど、片田舎では、あんなんが当たり前の社会になってたりする、アメリカって本当に広い国やなぁ~と思います。
もうさすがに、アクション俳優って感じではないですね~。
私、ポール・ハギスの描く父子関係というのが、みごとハマってしまいますので、ある意味マジックがかかってしまうのかも知れません。
あんまり宣伝してなかった(チラシ持ってないよ~)んで、誰が出てるとか事前に知らず、あの地味な女性がシャーリーズ・セロンとは最後のクレジットまでわからず。
それと男前の軍人君も、見たことあるけど、誰やったっけ~とイライラしどうし。
「スパイダーマン」のゴブリンJrやってんね~。