『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

『Seventh Code セブンス・コード』 クロサワはロシアで撮る

2014年01月26日 | 映画

いや~、平日満員の映画館って何年ぶりやろ。
1週間限定上映でキャパ100人くらいにミニシアターとはいえ、60分の映画にほぼ満員って、すごいこととちゃう?

ここからネタバレ

三田紀房の漫画「インベスターZ」に、めっちゃ面白ない映画を見せてどいう行動をとるか試すというシーンがあって、時間の無駄と出てきた主人公は投資の才能があるという、ようするに損切りできるかどうか見極めるという話なんやけど、
私は、いまだかつて映画の途中で出たことがありません。
投資の才能はないということです。
この漫画では「映画は最初の5分で面白いかつまらないかわかる」と憎たらしい暴論を吐きよるわけですが、主人公にこの映画を見せたら、アイアム前田敦子っぷりに、たぶん数分で出てたと思う。
そして、そいつにこう言ってやりたい。
「あの後、最後の10分で前田敦子が○△×□で、え~、あれ見てないの~!?もったいね~。」と。
投資に例えたら、あのあとその株大暴騰したのをみすみす逃しましたね、あなた、と。

出て行った君の気持ちもわかるよ~。
ウラジオストクまで男に会いに来る女:前田敦子。
スーツケースをガラガラひっぱて、車道にまで出て追い掛け回す敦子。
ロシア語が喋れる敦子。
どこでも寝れる敦子。
暗証番号を知ってる敦子。
去年のクリスマスプレゼントに子どもにあげた立体迷路(が出てきた、わーい!わーい!)で遊ぶ敦子。
どの敦子で愛想つかしましたか?
最後まで見たらちゃんと、辻褄あってるでしょ。


落下もスクリーンプロセスもなかったけど、十分クロサワ感を楽しめました。
WOWOWの『J-MOVIE WARS』も思い出したぞ。
もちろん、沢弥かなのアレだ!


★★★



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