監督デビュー作『ショーシャンクの空に』が激絶賛。
いきなりアカデミー賞7部門にノミネートされ、スティーブン・キング作品の非ホラー、感動物担当監督みたいになったフランク・ダラボン。
続く同系統の『グリーンマイル』も予想通りアカデミー賞にノミネート。
本気でアカデミー賞を狙いに来たと思われる『マジェスティック』が、賞レースで無視。
「やっぱりキング作品でないとあかんわ~」
「脚本も人に任せんと、自分で書かなあかんわ~」
と原点回帰した本作品は、キングのホラー物。
監督デビュー以前はホラーの脚本ばっかり書いてたから、こんなんお手のものって感じのようできた怪獣映画やった。
『クローバーフィールド』よりこっちの方がタイプですわ。
いきなり主人公が、謎の“霧”(フォッグとミストはどうちゃうんやろか?)に襲われることで、ジョン・カーペンターを思い出すんやが、ダラボン自身カーペンターの『ヴァンパイア 最期の聖戦』に出演させてもらった人やから、カーペンター好きは間違いないやろ。
劇中「ブギーマン」というセリフがあったり、『ゴーストハンターズ』みたいな顔面膨張シーンがあったけど、冒頭で主人公のアトリエに置いてあったポスター『遊星からの物体X』みたいなシーンが、ふんだんにあったんが超うれしい!
この映画で、弱視のキングをモチーフとしてるスーパ-のおっちゃん役の次に目立ってた、ダラボン作品の常連ウィリアム・サドラー(突如「ハレルヤ!」派になるとこは、この映画唯一の爆笑シーン)なんかカーペンター作品に出てそうな顔やった。
そういえば、「アローヘッド計画」の概要もなんとなく『フィラデルフィア・エクスペリメント』みたい。
あと、『ゾンビ』や『ポセイドン・アドベンチャー』を所々彷彿させ、とどめのラストは『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』やってんけど、軍が運ぶトラックの中に、篭城の前半で子供を助けに行ったお母さんを見つけられなかったのが残念です。
音楽がほとんど入らないと、臨場感も高まってええです。
★★★1/2
いきなりアカデミー賞7部門にノミネートされ、スティーブン・キング作品の非ホラー、感動物担当監督みたいになったフランク・ダラボン。
続く同系統の『グリーンマイル』も予想通りアカデミー賞にノミネート。
本気でアカデミー賞を狙いに来たと思われる『マジェスティック』が、賞レースで無視。
「やっぱりキング作品でないとあかんわ~」
「脚本も人に任せんと、自分で書かなあかんわ~」
と原点回帰した本作品は、キングのホラー物。
監督デビュー以前はホラーの脚本ばっかり書いてたから、こんなんお手のものって感じのようできた怪獣映画やった。
『クローバーフィールド』よりこっちの方がタイプですわ。
いきなり主人公が、謎の“霧”(フォッグとミストはどうちゃうんやろか?)に襲われることで、ジョン・カーペンターを思い出すんやが、ダラボン自身カーペンターの『ヴァンパイア 最期の聖戦』に出演させてもらった人やから、カーペンター好きは間違いないやろ。
劇中「ブギーマン」というセリフがあったり、『ゴーストハンターズ』みたいな顔面膨張シーンがあったけど、冒頭で主人公のアトリエに置いてあったポスター『遊星からの物体X』みたいなシーンが、ふんだんにあったんが超うれしい!
この映画で、弱視のキングをモチーフとしてるスーパ-のおっちゃん役の次に目立ってた、ダラボン作品の常連ウィリアム・サドラー(突如「ハレルヤ!」派になるとこは、この映画唯一の爆笑シーン)なんかカーペンター作品に出てそうな顔やった。
そういえば、「アローヘッド計画」の概要もなんとなく『フィラデルフィア・エクスペリメント』みたい。
あと、『ゾンビ』や『ポセイドン・アドベンチャー』を所々彷彿させ、とどめのラストは『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』やってんけど、軍が運ぶトラックの中に、篭城の前半で子供を助けに行ったお母さんを見つけられなかったのが残念です。
音楽がほとんど入らないと、臨場感も高まってええです。
★★★1/2
「キャリー」とか「シャイニング」はキングのカラーより監督のカラーの方が強く出てしまってるもんな~。
クローネンバーグの「デッドゾーン」は、おすすめです!
「クローバーフィールド」は、記事をアップしてないんですが、もう書かずにスルーしてしまいそうです。
映画「ミスト」の中の霧は、かなり濃い目の霧なのに「フォッグ」じゃないのは、やっぱりあの映画が先に作られたからかなぁ~と推測します。
ラストクレジット中の、ヘリや戦車の音は、まだなんかあるのかな~と最後までず~っと聞いてたんですけど。
予告篇は全く見てないのですが、感動系で売ってたんでしょうか?
キング作品は『グリーンマイル』のような感動系もいいですけど、こういったホラー系の作品の方が真骨頂のような気もしますね。悲劇的なラストも踏まえ、自分にとっても印象に残るキング作品となりました♪
でも今回は見逃した所も多かったですね・・・。アトリエの絵の内容や、最初にスーパーから出て行ったおばさんの事も、後から他のブロガーさんの記事を読んで知りました(汗
こんばんは~
わたしもクローバーフィールドより好みでした、久々にどきどきしながら観れた映画です
マニアックでしたよね~
さすが、ダラボンとキングのコンビ、
面白かったです。
あの帰りのトラックに子供探しにいったオバさんいたのはかなりショックでしたよ~
それに早まってしまったお父さんも、、、、、
本当、悲劇ですぅ。。。
タイトルに書いたように、フォッグが最も濃い霧で、若干薄めのミスト、ジミヘンの曲では煙と訳されていた薄めの霧がヘイズだそうです。
子供を助けに行ったお母さんは見つけられましたよ~
憐れむかのような目つきが印象的でした!
お久しぶりです。
>軍が運ぶトラックの中に、篭城の前半で子供を助けに行ったお母さんを見つけられなかった
ぼくもです。
この結末は、さらに皮肉。ショックですよね。
私もまさかこう来るとは思ってもみなかったです。
でも一度観てしまうと、もうあれ以外のラストは考えられず、原作のラストすら陳腐に感じてしまいます。
オチの衝撃を含めて、なが~く後を引く映画でした。