劇場で見れてよかったわ~。
シリーズ3作目で、今から見るのは敷居が高いと思ったけど、ほんま見れて良かったです。
このシリーズを完全に誤解してましたわ。
『ミッション・インポッシプル』の娯楽路線の対極に当たる、地味・渋い・おっさん好みのスパイ映画に、昔ながらのカー・チェイスアクションが売りと思っとたら、「このミス」を愛読してるような人にも堪能できるハード・サスペンスに、アクションはCGをバカみたいに頼ることのない、これこそ新時代のアクション映画やん。
でも新時代と言えど、基本は昔のアクション映画っぽい。
例えば『ランボー』。
町中をバイクで疾走したり、高いとこから飛び降りたり、隠密に殺していくとことか。
説得されて泣きべそとまではいかんけど、CIAのおばさんとTELでやりとりんとこ、ちょっと似てない?
「極限状況のオレ~」と唄ってたエンディングの曲も、微妙に「It's a Long Road」を彷彿させた。
あと、浦沢直樹の漫画にも似とった。
「MONSTER」の511キンダーハイムで育てられたようなジェイソン・ボーンは、
「パイナップルARMY」のジェド・豪士のように徒手格闘術に優れ、
「MASTERキートン」の平賀・キートン・太一のようなかしこさで危機を乗り越える。
かしこが、手際よくプロフェッショナルな仕事をするのを見るんは気持ちえ~上に、悪もんが手玉に取られて苦虫を噛み潰したような顔を見るんはカタルシスがあってえ~わ~。
かしこいのは、ボーンだけやない。
スタッフも。
どういう計算で、あんな絵作りができるんやろか。
どないなってるかさっぱりわからないのギリギリの線のカッティング。
至近距離の格闘も、ジャッキー・チェンらフル・コンタクト派の俳優なら、僕のアクションをじっくり見せたいからカメラは固定で離れててねと指示がありそうなところを、カット、カット、カット。
「こんなプロレスを続けていたら10年持つ選手生命が1年で終わってしまうかもしれない。」と言ったアントニオ・猪木の言葉を贈ります。
あの人、いまだに現役ヅラしてますけどね。
シリーズ初見ということで、ちょっとわからんかったんが、道中行動を共にする小林聡美似の女性が、微妙に誘ってるんですが、鉄の意志を持つボーンには心変わりがない。
ところが、藤波辰巳がアントニオ猪木に「ベイダーとやらせてください!」と直訴した時の決意の髪切りシーンに及び、ボーンの心がちょっと揺れたように思えましたが、ボーンは、私と同じく短髪好きなんでしょうか?
ラストの海ぷかりが、TVドラマ「氷の世界」の竹野内豊ぷかりと似てましたが、直前の海(川?)への飛び込みが、『ダークマン』の飛び込みと似てました。
移動手段が『寅さん』と同じく鉄道っていうのも好きです(強引)!
★★★★(洋画のベスト!)
シリーズ3作目で、今から見るのは敷居が高いと思ったけど、ほんま見れて良かったです。
このシリーズを完全に誤解してましたわ。
『ミッション・インポッシプル』の娯楽路線の対極に当たる、地味・渋い・おっさん好みのスパイ映画に、昔ながらのカー・チェイスアクションが売りと思っとたら、「このミス」を愛読してるような人にも堪能できるハード・サスペンスに、アクションはCGをバカみたいに頼ることのない、これこそ新時代のアクション映画やん。
でも新時代と言えど、基本は昔のアクション映画っぽい。
例えば『ランボー』。
町中をバイクで疾走したり、高いとこから飛び降りたり、隠密に殺していくとことか。
説得されて泣きべそとまではいかんけど、CIAのおばさんとTELでやりとりんとこ、ちょっと似てない?
「極限状況のオレ~」と唄ってたエンディングの曲も、微妙に「It's a Long Road」を彷彿させた。
あと、浦沢直樹の漫画にも似とった。
「MONSTER」の511キンダーハイムで育てられたようなジェイソン・ボーンは、
「パイナップルARMY」のジェド・豪士のように徒手格闘術に優れ、
「MASTERキートン」の平賀・キートン・太一のようなかしこさで危機を乗り越える。
かしこが、手際よくプロフェッショナルな仕事をするのを見るんは気持ちえ~上に、悪もんが手玉に取られて苦虫を噛み潰したような顔を見るんはカタルシスがあってえ~わ~。
かしこいのは、ボーンだけやない。
スタッフも。
どういう計算で、あんな絵作りができるんやろか。
どないなってるかさっぱりわからないのギリギリの線のカッティング。
至近距離の格闘も、ジャッキー・チェンらフル・コンタクト派の俳優なら、僕のアクションをじっくり見せたいからカメラは固定で離れててねと指示がありそうなところを、カット、カット、カット。
「こんなプロレスを続けていたら10年持つ選手生命が1年で終わってしまうかもしれない。」と言ったアントニオ・猪木の言葉を贈ります。
あの人、いまだに現役ヅラしてますけどね。
シリーズ初見ということで、ちょっとわからんかったんが、道中行動を共にする小林聡美似の女性が、微妙に誘ってるんですが、鉄の意志を持つボーンには心変わりがない。
ところが、藤波辰巳がアントニオ猪木に「ベイダーとやらせてください!」と直訴した時の決意の髪切りシーンに及び、ボーンの心がちょっと揺れたように思えましたが、ボーンは、私と同じく短髪好きなんでしょうか?
ラストの海ぷかりが、TVドラマ「氷の世界」の竹野内豊ぷかりと似てましたが、直前の海(川?)への飛び込みが、『ダークマン』の飛び込みと似てました。
移動手段が『寅さん』と同じく鉄道っていうのも好きです(強引)!
★★★★(洋画のベスト!)