『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「アイ・アム・レジェンド」 ベーコン大戦争

2007年12月19日 | 映画
『スーパーマン』のロゴに『バットマン』のエンブレムが合体してる謎の超大作が公開されてる近未来、世界でたった一人になったという男が、荒廃したニューヨークでひとり遊びしながら、食べ物はないか?生き残りはいないか?と探し回る様は、さいとうたかをのマンガ「サバイバル」を思い出した(犬もおったし)けど、後半は同じ頃やってた小池一夫のマンガ「少年の町ZF」に似とった。
ロメロ『ゾンビ』の元ネタの一部でもある『地球最後の男』をリメイクしたものやから、『ゾンビ』にも似てるとこがあるけど、ショッピングセンター一棟俺のもんが、ニューヨーク全部俺のもんになってしまうと、意外とおもろないことがようわかりました。
というより、CG製のデザスターシーンは最初面白いけどだんだん慣れて飽きてくるということでしょうな。
全体的な雰囲気は『トゥモロー・ワールド』っぽいとこもあったけど、でもまさか『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』でマスクメロンを自分のいない間に食べられブチ切れる寅さんのシーンが、この映画で見れるとは思わなんだな。
ベーコンくらい鹿肉を燻製にして自分で作ったらどや?
「サバイバル」術が足らんなぁ~。

子供を抱っこして「重いな」と呟くきながら抱っこして子供部屋に運ぶシーンは、子煩悩ウィル・スミスさすがにウマイですわ。
もし生きとったら自分の子供もこれくらい大きくなっとたかなぁ~?とか、人肌ってやっぱり暖かいなぁ~とか思っとるやろ!と思うに十分なメソメソ顔でした。
ここは、きっと撮影で長期間拘束されて久しぶりに家に帰って抱っこしたら子供が重くなってびっくりを想像して演技してるんかな~と思ったけど、あんた、また親子共演しとりますがな。
『シュレック』ネタも実は前から家でやっとったネタとちゃうか?
ああいうの、ウチの子供らも大好きやで~。


★1/2