『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「舞妓 Haaaan!!!」 先輩・後輩

2007年06月21日 | 映画
阿部サダヲ主演映画。
本人も「オレが主演でいいの?」って言ってたくらいなんやけど、まぁ嫌いな俳優ではないし、クドカンやから楽しみでしたわ。
でも、あのテンションの演技で映画がずっと続くのはちょっとしんどかった。
『ライアーゲーム』の鈴木浩介演じるフクナガがずっと出てるみたいで。
そのおかげでか、堤真一のコメディアンっぷりが、心地よかったな~。
間の取り方(お茶かけられるとこ)とか、「○○○、ボ~ケィ~」「○○○、ワ~レィ~」と関西弁の言い回しが出きる姿に、堤真一ってどこの人?と思って調べたら、あんた兵庫県出身やがな!
しかも西宮市浜甲子園って、こないだ娘が幼稚園の遠足で潮干狩り行ったとこや!!
プロ野球の投手役やけど、西宮東高校の後輩で野村阪神時代のストッパーやった成本年秀(現ヤクルトコーチ)に演技指導してもろたんやろか・・・。
この堤真一が姿を現してから、いや阿部サダヲが京都に行って舞妓はんが出だしてから面白なってきた。
その舞妓はん、メイクしとったら誰が誰かようわからんかったけど、舞妓入門映画だけにみんなカワイク撮れとったな~。
これやったら、須賀健太を筆頭に次世代の舞妓オタクも育つやろ。
特に駒子役の小出早織。
バカみたいな映画でありながら、後半、パパクドカンの“娘love”面を具現化する重要な役柄。
正直、このキャスティングは事務所の先輩:柴咲コウとの抱き合わせで得たもんやと思うけど、京都出身の純粋京女でもあり、昭和の香りがする顔立ちの彼女にはピッタリやったわ!
今にして思えば、アイドルの登竜門であるドラマシリーズ『ケータイ刑事』の五代目銭形に抜擢されたのは、なんかの間違いやったと思いたい。
『時効警察』のファミリーでも後で入ってきたわりにハマっとったし、このチャンスを掴んで特異な魅力を放つポジションを放さんときや~。
で、彼女、地元京都の現役大学生やって!
しかも私の後輩やがな~!!
頼まれんでも応援しますわ~!!!

植木等の奇跡的な出演のほかゲスト出演がいっぱいおって楽しい~。
単なる顔見せでなくって、山田孝之とか北村一輝とかオクレさんまで一応ネタになるような出方やった。
漫才の$10(テンダラー)浜本もほんまにちょっとだけやけど出とったわ。
こっちは、出てただけやけどな。


★★★