『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「ディパーテッド」 続編はエド・ハリス(Ed Harris)希望

2007年02月19日 | 映画
「歳の差なんて関係ない
 この世で一番
 話の合う人に
 出会ってしまった」
『市川崑物語』の岩井俊二監督の言葉ですけど、歳の差30才のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの関係もこんなんとちゃう?
『カジノ』で、デ・ニーロを失って以来、『クンドゥン』、『救命士』と、迷走を続けてきたスコセッシは、ディカプリオを得てから元気になった気がするし、ディカプリオの方も、演技派として一歩開眼させてもらった感じ。
いい関係築いてるやん!
ディカプリオの『アビエイター』で見せた、眉間の強力なシワの入りようは、今回も健在!
アレ、特殊メイクやなかったんですね。
今回もアカデミー賞にノミネートされてるんですが、この映画じゃなくって『ブラッド・ダイヤモンド』の方やってんね。
結構、熱演っぷりが見て取れたけど、全部ジャック・ニコルソンに食われたんかな~。
ショバ代を取りに行く冒頭のシーンで、店主の娘さんに放つげっすいセリフをはじめ、人の神経を逆なでするようなことを、嫌味なく演じられるのは、この人ならではでしょうな。
ジャック・ニコルソンは、組織のボスでありながら、ディカプリオとかマット・デイモンに対しては、他の連中と違って若干友だち感覚で付き合ってるところを描いてるのを見ると、スコセッシ、よっぽどうれしっかったんやろな~。
アカデミー会員の友だち、ようけ作る方が、念願叶いそうなのにな~。

『インファナル・アフェア』は見てないんですが、たぶんそっちの方が面白いんやろ~という匂いはプンプンします。
マット・デイモンのEDネタは、アメリカ版のオリジナルネタじゃないですか?
続編が作られるとか作られないとか憶測がバンバン飛んでいますが、もし過去に遡ってマット・デイモンが描かれるなら、いかにしてEDになったか明らかにしてほしいです。
映画館であんなイタズラするくらいだから、ジャック・ニコルソンが、マット・デイモンのEDを知らないわけないと思うけど、あのおっさんがなんかしたんやろな~。


★★★