『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「カミュなんて知らない」 3バカかな?

2006年05月08日 | 映画
今も昔もキャンパスの雰囲気って変わってないなぁ~と、ちょっと大学生時代を思い出しました。
大学生時代、映研にいたわけではなかったけど、あんな会話はよくしてたね~。
もっぱら娯楽映画ばっかり見てたから、ヴィスコンティ(唯一見た「ルードヴィヒ 神々の黄昏」はちんぷんかんぷんでした)だの、トリュフォー(「華氏451」しか見てないので、この人は私にとって「未知との遭遇」の人)だの、いわれてもピンときません。
一番ピンときたのは、大学教授が憧れの君(新人こと黒木メイサ)と食事して、スープやパスタを音を立てて食べるのを見てげんなりするところ。
いくら美人でもね~。
それと同様、吉川ひなのもキャンパスで佇む姿は、部外者からしたらえ~女やの~と思うけど、付き合ったら最悪やね!
ヨメはんにするなら、顔で選んじゃあきませんわ。

もうひとつピンときたのは、前田愛。
最初、誰かわからんかったほど大学生然としていた。
直近で見た前田愛作品は、大阪府の人権啓蒙番組「ステップ!」で、自閉症だか知恵遅れだかの少女の熱演っぷりだったからね~。
夏場で薄着なのに、SEXYさを感じさせないところが大学生。
主演男優に「演技のためにハグさせてください」と言われ、押しに弱いとこが大学生。
ちなみにおすぎかピー子が、「キスしたりエッチしなくても、ハグするだけで満足するものなのヨ!」って力説してました。
彼氏がいるくせに、一緒にいる密度が濃くなると、リーダー的人物が好きになるのが大学生。
でも、いくら一緒にいてても、3バカどもには、ぜ~ったいいかないねんな~。
ココリコ田中似の鈴木淳評。オタク。
黒沢明のラストチルドレンこともうすぐ30歳の伊崎充則。どもり。
吉岡秀隆のクローン金井勇太。腹イタ。
ホント3バカ。
でも、もし私がこの場にいたら、3バカのうち誰かやわ。
それから、スクリプターのたかだゆうこは、ずっと戸川純に違いないと思ってた。
十回生だか、社会人大学生だかわからない田口トモロヲは、バッファロー吾郎の木村やん!

本来、この映画の後半を語るべきなんだけど、私はなぜか前半が気に入ってしまいました。
いや、前田愛の成長具合に思いのほかときめいたのかも・・・。
「ハイ!カ~ット!!」


★★★