こちらは、「マジレンジャー」と違って、TVシリーズとは別物、外伝的な作りで、映画であることを意識した作り。
話しの内容についていけず、飽きた子供による叫び声が多数。
TVシリーズを最近真剣に見だした私は、結構楽しめました。
ムスメもたっぷり楽しんだもよう。
【ネタバレ】【ネタバレ】
「7人」と付くとどうしても黒澤明「七人の侍」を思い出すわけで、この映画でも魔化魍(悪もん=野武士)に苦しめられてる人たちが、鬼(いいもん=侍)に助けを求めに行く様が描かれる。
一人増え、二人増え、七人に。最後に、轟鬼も加わったら八人やん!
あっ、轟鬼は半人前か!
と、思ったら・・・。
なるほどねぇ~。
この大人数ライダー、見場がいいわ~。
ズラーっと並ぶだけで壮観!
もともと「仮面ライダー」でも、「にせライダー」が出てくる回とか、「五人ライダー対キングダーク」とか、横並びで勢ぞろいするだけで萌えてたんで!
今回は、ご当地ライダーということで、
大阪のライダー西鬼(ニシキ)は、虎のカッコで「いらっしゃ~い(もっと三枝口調で言わなきゃグレチキ)」、
名古屋のライダー煌鬼(キラメキ)は、シャチホコが頭にのっかってて、
九州のライダー羽撃鬼(ハバタキ)は、鷹をモチーフに、
北海道のライダー凍鬼(トウキ)は、クマをモチーフに、
したとのことだが、いまいち活かせていなかったような気がする。
よく見ると、かなり凝ってるし設定も面白いものがあっただけにもったいない。
でも、音撃による即興コンサートは良かったです。
この映画の最悪な部分、安部麻美が変身した悪もんが、よってたかってやっつけられるから。
ん!?ここまで計算してのキャスティングだったの?
じゃぁ、小倉一郎のキャステキングの意味はなんだったんだろう?
「俺たちの朝」のチューなのに・・・・。
今、「俺たちの旅」が再放送中なのでちょっと思い出しました。
そして、もう一つ話題になっている、“仮面ライダー馬に乗る”。
「セミミンガ」の時以来?
てっきり七人のライダーが馬に乗って疾走&騎馬戦なんて思ってたのに、馬に乗るのは響鬼のみ。
ちょっと肩透かし。
むしろあまり話題になってない、ディスクアニマルの活躍の方が印象に残ってるなぁ~。
データ収集だけじゃなかったのね。
ウホッ!
TV版を全く見ていない人には、この映画、どのように感じるのかなぁ~?
★★★