『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「ランド・オブ・ザ・デッド」 六本木ヒルズの連中をガブ!

2005年09月05日 | 映画
「スターウォーズ」の完結編「エピソード3」に沸き立つこの夏の映画館。
「エピソード1」でルーカスに見切りをつけてたので、その流れにまったくノれなかったワタシには、大きく取り残された感のある夏でした。
そんな中、こんな映画撮ってたの~と突如公開されたこの映画。
見事に溜飲を下げる思いでした!
今年のベスト1かも!?


ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」映画では、常に主人公扱いの黒人キャラが人間側におらず、ゾンビ側にいたことで、人間側とゾンビ側どちらに身を置いてよいのか、最初惑いました。
でも、トム・サビーニがゾンビ側で登場してキマり!
その後の殺戮シーンでは、ワタシもゾンビ気分で六本木ヒルズの連中をガブガブしていました~。
人間側の一人が、鼻くそをほじくっている、いけすかない大ボス(デニス・ホッパー)に復讐を成し遂げるのも、ゾンビになってから!
「ゾンビ」では、ショッピングセンターに篭城する人間側の主人公達に同化し、自分もこういうシュチュエーションになったら、どうやって戦おう?ゾンビは走れないし、弱っちぃから、オレでも勝てるわ!店のもん、全部オレのもん!
と、思わすところに、ファンタジーを感じていたのだが、
今回はゾンビに共感して、花火を見たり、川を渡ったり、虐待されるゾンビに心を痛めたり、何も考えずみんなと一緒にぶ~らぶ~らするのもいいかも!
ん!育児に疲れてる?


それにしても、アーシア・アルジェントはいつからこんなにパンキッシュになったの?
「ゾンビ」にも関わったお父さんダリオ・アルジェントの映画に出ていた時の、ワタシの記憶では、もっと清楚な女の子だったけど・・・。
子供の頃からホラー映画ばっかりかかわってると、そうなるのかな~。
気をつけよっと。


★★★★