京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

アカマツ(赤松)

2017年11月11日 | ミニ里山記録

 

 

 

 

 アカマツ(赤松)Pinus densiflora。マツ科マツ属の常緑針葉樹。明るい場所を好む陽樹であり、不毛な土地にも耐えることができる。クロマツが耐潮性が強く海岸線付近に多く生育するのに対して、アカマツはどちらかといえば内陸に産する。典型的なパイオニア植物で、里山に於いては、日当たりのよく栄養の乏しい尾根筋に植えられることが多かったが、荒廃した里山ではその数を大幅に減らしている。松茸が共生する。この写真は京都市の左京区吉田山のアカマツである。昔はこの山はアカマツだらけで、松茸がたけさん取れたそうである。

 

 

吉田山山頂付近の第三高等学校記念碑

 

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