京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

オオシオカラトンボ (大塩辛蜻蛉)

2013年07月08日 | ミニ里山記録

             

                   

学名 Orthetrum triangulare melania. オオシオカラトンボは丘陵地の薄くらい場所に生息しており、シオカラトンボを太めにした形をしている。雌は地域によってそれぞれ特徴があるようだが、本土型は写真のように腹部が黄色と黒の縞模様でいわゆるムギワラトンボに似る。

 

                 


 トンボのオスは腹部の前に交尾器があり、メスは先端の交尾器をそこに入れて交尾をおこなう。オスは腹部でメスの首を確保して固定する。飛翔はオスが主導するようで、その時はメスも翅を動かす。交尾が終わるとメスはすぐそばの水盤に産卵を始めた。水面に丸い波面が立っているのに注目。黄色いメスのそばでオスが見守っている。

    

     これはシオカラトンボのオス

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする