映像:コタン中心の演舞場、民族舞踊が公開されている。
阿寒湖畔には道内最大のアイヌ集落(コタン)がある。
北海道旅行土産に熊木彫りが定番となっていた時代が
あった。どの家庭でも木彫りを居間などに飾っていた。
その木彫り民具は、アイヌの方々に有名な作家が多い。
このコタンには今なお木彫り主体の職人が多いのだが
今は廉価なキーホルダーなどが人気が高く、売れ筋だ。
映像:最近新設された阿寒湖まりも足湯「ウレ・カリプ」(公式HPより)
オンネトー湖に聳える雌阿寒岳と対を成す雄阿寒岳の麓にある阿寒湖。
その湖畔に湧いているのが「あかん湖温泉」である。外湯は温泉銭湯
「まりも湯」ほか、阿寒湖温泉が発祥とされる手湯が設置されている。
【Data】単純温泉 58.7℃ PH6.72 源泉:新2号源泉
※温泉は共同管理されてすべての施設に供給されている。
手湯:梟の手湯、よたちゃん手湯、まりも手湯、弘法の手湯
足湯:五つの幸の湯、弁慶の足湯、ゆっくの足湯
記録:長年親しまれた温泉銭湯「まりも湯」が2021年3月31で廃業
オンネトー湖畔に佇む。観光開発もされておらず、オンネトー湖は秘湖とも云われており、
湖上には、左側に雌阿寒岳(標高1449m)と右側に阿寒富士(標高1371m)が仲良く並ん
で聳えている。雌阿寒岳は作家深田久弥著「日本百名山」にも記載されている活火山である。
オンネトー:アイヌ語で、オンネ=おおきい。トー=沼。大きな沼という意味である。
日本百名山:作家深田久弥著:日本百名山No.4阿寒岳に記載
『…雄阿寒、雌阿寒その雌阿寒に重なるように阿寒富士。
私は秋の末のある晴れた朝、その眺めに心を奪われた』
筆者も同様に、オンネトーの岸辺で呆然とそそり立つ異種二座を眺めた。
記録:標高1,449m(主峰雌阿寒岳)、阿寒摩周国立公園、八つの火山群、成層火山
温泉#雌阿寒岳温泉『野中温泉本館』
参照#①雄阿寒岳 ②雌阿寒温泉(野中温泉別館)
オンネトー湯の滝を離れ、オンネトー湖に戻る途中、白藤の滝に寄る。
此処も山中車を止めて歩かなければならない。又も羆との恐怖と闘う。
現場は柱状節理の大きな岩塊が散乱、荒々しい景観が飛び込んで来た。
記録:高さ20ⅿ、幅7ⅿ、十勝川水系白水川
映像:湯の滝50m上の幻の温泉池
オンネトー湯の滝を登りきった処に源泉池があった。思わず衣類を脱いで入り
たかったが、貴重な源泉を汚すことはできないので、ここは立ち入り禁止区域。
【Data】硫酸塩泉(含マンガンMn2+を3.05ppm) 43℃ PH6 源泉:オンネトーの湯
オンネトー湯の滝正面からは見えない。中腹の露天風呂の東側の滝。
露天風呂は希少価値のマンガン生成藻を保護する意味から廃止撤去。
気のせいか、この滝もマンガン鉱石が成長しているような気がする。
名称:この滝は「雌滝」とも呼ばれている。