
菅江真澄歌碑(はま風の・・・) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島 2023.04.02】
映像:夏泊半島大島入口にある菅江真澄歌碑
2023年の春花めぐりで訪れた夏泊半島大島の渡海橋手前に石柱が一本立っていた。
それは筆者が尊敬する江戸期の文化人「菅江真澄」の歌碑であった。平内町では
夜越山で同じく菅江真澄の歌碑を見つけたが、景勝地に相応しい歌碑がヒッソリ。
碑文:はま風の ふへくのりも つみぬらん
ひるやしほでの 水もあさみに (菅江真澄)
解釈:引き潮で浜風に吹かれ、地元民がふのり(海藻苔)を摘むさまはのどかなり
記録:菅江真澄は北海道から下北、そして浅虫温泉、津軽地方と、野草学や地誌
民俗学を中心に渡り歩き、膨大な資料を残したがた故に,間者と疑われて
津軽を追われ、秋田佐竹藩に抱えられた人物だが、その実像は不明である。