お湯の国 日本

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酸ヶ湯温泉外観(八甲田山)

2006年09月23日 |  ♨温泉力情報発信

今日は休暇を取り、青森県支援事業十和田乗馬クラブカンファレンス。柳谷委員と一
緒に十和田乗馬クラブ、北里大学講師らに中間ヒアリングを行った。嘗て軍馬の産地
であった十和田・七戸地域の『馬という家畜を活用した活性化事業』のあり方を探る。

帰り、久しぶりに酸ヶ湯温泉に入った。懐かしい硫黄の香り、千人風呂の開放感、
至福の一時である。この混浴で突撃アンケートを挙行した。一人目は群馬の方、
草津温泉とは違った雰囲気に満足そうだった。混浴で一緒にいた奥方も色っぽい。

問題は二人目の突撃アンケート。東京の中年男性、場所取りも女性がチラチラ見れるところなので嫌いではなさそう?単なるエロ男かな?と思ったら、なんと柄(小柄ややハゲ)に似合わず登山男、日本アルプスを諦めて今回は八甲田高田岳から下山し入浴との事。昨日の夜行バスで来て今日は酸ヶ湯温泉に宿泊、明日街へ降りて三内丸山遺跡見学、チラシでシャガール展を知ったので美術館行けたらとの事。

街中案内人に変身!是非青森県立美術館を見て欲しい、シャガール展はあと一週間、上野の森で見たらこんな展示、人で大混雑、此処ではユックリ観れるお得ですよ…と。ところがこの御仁シャガールが大好きだそうで、それでも行こうと言わない。実は足が無い、三内丸山遺跡から遠いのか?と聞かれた。
 絶句!三内丸山遺跡の隣に青森県立美術館があるとは青森県人の常識だが外から来た人は判らないのだ!・・・チラシにたとえ表示があったとしても(死角!)。
 
そう、ネーミングの問題。ありふれた『青森県立美術館』など誰が考えたんだ。月並み、当たり前、誰からも異論がでない。しかしそれでいいんだろうか。たとえば、『三内丸山遺跡美術館』とすれば、県外の人は三内丸山遺跡と美術館の両方をイメージする。そして行きたい!観たい!と思う筈。
 お金が無いんならもうすこし頭を使って欲しい。ネーミングだけで宣伝出来るじゃないか

…小生の説明でこの方やっと納得、明日は美術館と三内丸山遺跡を見学して、ついでに「さんふり横丁』で郷土料理を食べ、また夜行バスで帰る事になった。
 小生、この観光案内で湯疲れした、途中美形の若い女性が入浴したというのに・・・


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