お湯の国 日本

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苔の絨毯観察 (奥入瀬渓流)

2020年10月14日 | 🗻十和田八幡平N.P

映像:スポンジの様な苔をルーペで観察・撮影
                      【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ 2020.7.11】

シトシト雨が降る中行き交う人も居ない奥入瀬渓流で一際輝きを増すのが苔。
2013年には「日本の貴重なコケの森」に選定された程でおよそ300種類の苔
があるとされる。ルーペを片手に苔観察も悪くない。苔にとって恵みの雨だ。

認定:「日本の貴重な苔の森日本蘚苔類学会(日本の貴重なコケの森選定委員会)NO.19
選定事由・・・学会文より抜粋
渓流中の岩にはアオハイゴケ,タニゴケ,ミズシダゴケ,ホソホウオウゴケ,フジウロコゴケ,マルバハネゴケ,コアミメヒシャクゴケ,タカネミゾゴケなどの蘚苔類が定着している。このように渓流中の石の上に多様な蘚苔類が生育する景観は奥入瀬渓流を代表する景観の一つとなっている。遊歩道沿いに散在する岩にはエビゴケ,コツボゴケ,トヤマシノブゴケ,オオトラノオゴケなどが、倒木や橋の欄干にはクサゴケ,シワラッコゴケ,コフサゴケ,ミヤマリュウビゴケ,ツツソロイゴケなどがそれらの基物を覆い尽くしている。林内の樹木の樹幹にはオオギボウシゴケモドキ,キヌイトゴケ,アツブサゴケ,オオクラマゴケモドキ,ケクラマゴケモドキ,ハイハネゴケ,ヤマトコミミゴケ基部にはアオモリサナダゴケなどが着生している・・・。
   (日本で約1800種類あるのうち、約300が奥入瀬渓流に生息している)

参照奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行


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