
映像:現存する太宰治生家(太宰治記念館:斜陽館)に近接する津島家離家(太宰疎開)。
季節は初夏、この頃になると太宰治の桜桃忌が思われる。玉川上水での衝撃的な結末。
作家太宰治が唯一、憩った家それがこの「桜桃の家」だ。今日は現在の持ち主のご案
内で取材した。驚くほどそのまま保存されていた。住まいを転々としていた太宰はこ
の家に一年半落ち着き、友と語り、執筆をしては近隣の学校で講演までしていたのだ。
愛称:現持ち主白川氏によれば『津島家新座敷』『太宰の暮らした疎開の家』がこの家
の名称として公的案内しているという。正式にはこの名称でいいとして、温泉観
光士としては、この貴重な文化資産が太宰フアンに限らずより多くの愛好家に親
しまれるよう『桜桃の家』と愛称する。(2007.6.8)
その理由として、
①何よりも世間に認知されるためには、キャッチコピー《愛称》が必要な事
②太宰が生まれたのも、死んで遺体が見つかったのも6月19日で現在の『桜桃忌』
③例年桜桃忌には東京、金木で関係者(息女園子さん含)で太宰を偲ぶ会が行われる
④『桜桃忌』は太宰ファンであれば忘れる事のできない日、名称である
この4点から正式名称は『津島家新座敷』『太宰の暮らした疎開の家』として、愛称
として『桜桃の家』とし、持ち主の白川さんにこの『桜桃の家』の愛称を進呈します。
参照 # ①太宰疎開の家床の間 ②太宰疎開の家寝室 ③太宰疎開の家椅子 ➃太宰疎開の家応接間