日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

確信つくり。

2016-04-08 23:31:44 | 発達応援
 今日は24時間営業の隣町のホームセンターへ行き、さっき帰ってきました。

 このホームセンターの本家は、鹿児島は港町の阿久根というところにあって、
他になにもない国道の道路に、突如、明るくまぶしい一角があらわれます。

 それにしても、23時になろうとする時間にも、
子ども連れや年配の方やと、外に出なければ時間を忘れてしまいそうです。

 私はちょっと、バイクでは運べそうもないものを買いに行ったのですが、
自分の買い物なのに眠くて、眠くてしかたありませんでした。

 そうそう、このホームセンター、場所によってはiPhoneが圏外になりました。
なんでだろ…、「つながりやすい!」ってCMしてたのにな。

 今日はまだ、小学校にはあがらない子どもさんとの安曇野プランの算数でした。
小学校に上がる前の段階なので、計算だ、数字を書けるように!というよりも、
色々な遊びを通して、量と数字を子どもと一緒に楽しむ感じの時間になります。

 この子どもさんは、発達検査では「衝動性が強い」とか、「多動傾向がある」などと言われていて、
保護者の方が「何かのとっかかりになれば!」と、
annonでフォイヤーシュタインと安曇野プランの算数をしてくださっています。

 でも、算数をしながら驚いたのは、
カードに書いてある●の数を数える遊びをしていたとき、
その子が指差しもせず、じーっと見つめて、頭で数えていたり、
お皿にお菓子を配る課題で、私の出す、長い指示を聞き漏らさずに、実行に移したりと、
驚くような集中力を発揮していたことでした。

 そんな中でも、数え間違えたり、
大人から見たら、とても単純な間違いを何度も何度もしてしまったり、
いつも同じ間違いをしてしまうことなどがあります。

 そうすると、見ている保護者さんは、「なんで…」という顔になるのですが、
そこは、ぐっとこらえてもらって、
本人が気がつくまで、一緒に数えて「ちがうねぇ」と、しょんぼりしたり、
前にできたときのことを思い出してもらったり、
何度も繰り返し、繰り返し、問題に取組んでいきます。

 そうすると、あるとき、できた!となるのですが、
それはそれで、保護者の方にとっては「たまたまなんじゃないの…」と
疑念を抱くような感じになることがあります。

 でも、「たまたまの正解」が積み重なって、
「確信をもった正解」になり、「ゆるぎない正解」になり…、という風に、
子どもの中で育まれていく、「確信」になるのではないかなぁ、と思うのです。

 這えば立て、立てば歩めのなんとやら、ですが、
じっくり、どっしり、子どもの取組みを観察して、
子どものこんがらがった糸を切るのではなく、ゆっくり丁寧にほぐすヒントをもらえるとよいかな、と
思います。

 自分でできた!という充実感は、次の困難にぶつかったときの
子ども自身が自分で踏み続けるアクセルになるように思うのです。

 前進後退を繰り返しながら前に進んでいく。そんなもんじゃないかなぁ~と、思うのです。
アクセルも踏みすぎては暴走になります。

 子どもの馬力を考えながら、
しっかり自分で考えられる人になるように!との思いを強くした今日でした。
 


 




 
コメント
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