日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

自分で工夫する力。

2016-04-02 23:12:30 | 算数
 猫にもおしゃべり派と寡黙派がいると私は思っています。
我が家の梅ちゃんは、まさに、おしゃべり派。

 

 「梅ちゃ~ん」と呼ぶと、にゃーんにゃ、と返事をし、
梅ちゃんの宿敵ちぃが側に来たり、ずいすいと近付くと、
むぅ、むぅーむぅ!と口を閉じて来ないで!とアピール。

 お腹がすいてもお皿の前で、んーんーーーーっとこちらを見つめて鳴きます。

 今、我が家にいる3にゃんは、梅ちゃん以外も割としゃべる派です。
寡黙派の猫さんは、こちらに念を送るように見つめてたりするんですが、それもかわいいですね。

 梅ちゃんは、しゃべる派+目力も強いので、最強かも!?

 今日は安曇野プランの算数の日でした。

 毎回、ブロックを使ったゲームをするのですが、
その準備を手伝ってくれる手さばきが、とても早くなってきたなぁ~と今日はしみじみ感心しました。

 5個入りの積み木の箱で「2作って!」というと、
ぱっと3個のブロックを取り除きます。

 ちょっと前までは、何も入っていない箱に2個入れたり、3個入れたりすることはできても、
5個入っている箱から3個取り出して2を作ることや2個取り出して3を作ることが難しかったのに、
入れて作るも出して作るも自由自在になっていました。

 子どもの頭の中に「これはやった!」という経験が溜まって、
自信をもって、堂々と迷いなく作業ができていいるんだなぁと嬉しく思うことでした。

 また、おにぎりを使った学習のとき、
消しゴムのおにぎりを梅干しパーツ、ご飯パーツ、海苔パーツに分けておいて、
それぞれを数えるという分類の作業を自分でしていました。

 これまでは、ばっと分解するものの、パーツ分けすることはなかった子どもさんです。
パーツに分類する基準を自分の中に作りました。
そして、同じ仲間を集めることで集合の世界に自分で足を踏み入れた瞬間でした。

 また、再び消しゴムおにぎりに合成するとき、力にものを言わせて作っていたのですが、
途中、力づくではない普通の組み立て方に気がつき、
そこからは力づくではない方法で消しゴムおにぎりを作っていました。

 今日見られたことは、直接、算数の計算ができることと関係がないかもしれません。
でも、子どもの中には自分で工夫する力が育ってきているなぁと思うことでした。

 

 
コメント
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