Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

桜 × 京都府庁旧本館

2010年04月09日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)
お花見日和だった週末
今年は、京都で桜と洋館のコラボです。

京都、ようやくこのメタリックな駅も見慣れてきました。
でも、京都を全部満喫するには、まだまだ時間がかかりそうです~



さて、目指したのは、大好きな洋館の1つ、私のベスト5の1つ
京都府庁旧本館。春の一般公開です。
ルネサンス様式の美しい建物。
1904年(明治37)竣工。昭和46年まで現役の府庁でした。
今回も、かなり、画像が多いです。宜しければ。。。







表の部分だけでも、見所が多すぎて・・・
どこから見ても、美しいです。



両翼に広がる階段。お姫様気分になります~



モールディングの装飾も、とても細やかな細工で、華やかで素敵です。





こちらのお部屋は、旧府庁本館のシンボル的な部屋だそうです。



このメダリオン・・・見とれます



和風建築の中で、最も格式の高い「折上小組格天井」と言われる天井装飾です。



旧知事室です。



知事室は、比叡山と、そして御所の森を眺められる部屋です。



調度品は、工芸品として最高の造りのものばかり。
アカンサス模様を使った優雅な装飾が、ふんだんに用いられています。

 

   

府庁の中でも、知事室、応接室、貴賓室などの部屋にのみ暖炉が据付られていますが、
特に、知事室のものは、大理石にタイルを埋め込み、手の込んだ造りのものだそう。





茶系のお部屋が多い中、こちらは、私の好きな雰囲気
アイボリーでペイントされています。

 

こんな素敵な暖炉のあるおウチが欲しいです~~

 

ステキでしょ~





そして、空いているお部屋には、イベントで、
様々なアーティストの作品が展示されていました。
じつは私、こういう作品、苦手です。全く分かりません。
何で、こんな素敵なクラッシックなお部屋に、展示しているの・・・?
という感覚です。



でも、これが、京都なのね~と納得。
こんな格式ある建築の中に、こんな雰囲気のアート(?)を展示。
前衛的なモノを、いつも受け入れてきた京都だから、
たくさんの歴史ある神社仏閣の中に、こんな素敵な洋館建築も
受け入れて建ててきたのかもしれません。



旧本館は、中庭を囲むように建てられています。
その中庭に、見事なしだれ桜が



桜って、日本的なイメージが強く、寺院などとのコラボは、
とても控えめで清楚で秘めやかで・・・そんな雰囲気も大好きですが、
洋風建築と一緒に見ると、なんだか色っぽくて、艶っぽくて、好きです~

           階段も優雅な装飾
          

1階へ降りて、桜を堪能して、
もう少し桜の写真を撮りたかったのですが、だいぶ風が出てきていて
揺れて、綺麗に撮れませんでした。



裏の方へ・・・









後ろ姿も素敵です



こんなところにも・・・!! 笑っちゃいます



中庭のしだれ桜は、「桜守」として名高い、
造園家16代佐野藤右衛門氏とその父により、
昭和30年代に植え付けられた桜だそうで、
あの、長楽館のそばの、円山公園の初代しだれ桜の「孫」桜なんだそうです。



この日は、夜に、その円山公園の夜桜を見に、と考えていたのですが、
ずいぶん風が冷たくなってきてしまったので、
近辺を散策しながら、早めに切り上げました。
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