心と体を通して・・・№141

癒される仕組
この私のような体験をしなくても、自分の過去世をセラピストの誘導で見ただけで、トラウマや恐怖症などが癒されたという報告が多数あります。せっかくですので（役に立つかどうかは、わかりませんが）私が学んだ神智学の中からこのことを説明してみます。
魂は無数の人生を同時に直接体験できる知覚システムを持っています。
物理的次元を超え、時間系列を超えた生命システムであり、抽象的なもので、不滅で、広大無辺で無限で多次元であるため、そのパワーは直観で直接体験する以外の方法はありません。（そのために瞑想法があります。）
抽象的な魂が具象化するとき、すなわち肉体人間としてこの世に生を受けようとする時、魂のパワーは、物理的な3次元で活動するにふさわしい規模へと大幅に削減されることになります。そうでなければ、時間と空間の制限がある、肉体という制限された器の中に入ることができませんよね。
それは、無数の人生を同時に直接体験できる多感覚な知覚システムから、五感システムへのシフトダウンでもあります。
ということで魂の擬似的な現れとして、物質と交流するシステムとしてパーソナリティあるいは低我（個人的、個性的な性格を持つ人格）とその肉体は存在しています。（宗教のなかで、神に似せて人間は造られた、というのはこのことかな？）
№142につづく