物質の霊化による進化
ベンジャミン・クレーム氏は『魂は完全無欠でありますから、
魂の界は一種のパラダイス(天国)でした。
アダムとイブの神話はパラダイスから
肉体の身に転生してくる下降を象徴しています。
魂はその低位の乗り舟(メンタル体、アストラル体、肉体)を
通して、己自身を不完全にしか顕現することができませんから、
それはある意味で、不完全なものに、つまり
聖書で呼ばれている「悪」に降下しているのです。
良いとか悪いという意味での悪ではなく、
魂のレベルに比較して不完全であるという意味での悪』と言っていました。
霊的なモナドのエネルギーが、逆進化、あるいは
退化して物質界へ降下していく過程で、物質的な性質が多くなります。
こうして物質的なエレメンタルエッセンスがあつまることで
鉱物王国が生まれ、鉱物王国から植物王国、動物王国へと段階的に
物質性を制御することで、私たちは人間に進化してきました。
『マイトレーヤの使命 第2巻』に次のような質疑応答があります。
『質問 物質は永久に霊化されたままなのですか、
それとも、その霊性を維持するために
霊的エネルギーの継続的補給が必要なのですか。
答え 退化と進化の永久的な過程において、
霊はあらゆるレベルでそれ自身を物質(その反対極)へと
退化させており、物質は霊へと進化しています。
この過程が霊的におこります。霊の一つの
レベルがあるのではなく、無限なレベルがあります。
従って、進化過程を通して霊化された物質は
より一層高い霊のレベルへと移動し、その過程によって
その“物質的な”面をより一層失っていきます。
私たちが霊と呼んでいるものは宇宙物質界の
一部でしかないことを覚えておくべきです。
言い換えれば、霊とか物質とかいうものは比較的な言い方です。
質問 愛は原子の微分子を結合させあっておくエネルギーだと、あなたは言われます。
そしてまた、悪の勢力の役割は物質性の面を支えることであるとも言われます。
この二つの主張は矛盾するように思えるのですが、どうなのですか。
答え 実際に矛盾はありません。
愛のエネルギーは磁力的な結合的な力(フォース)であり、
原子の微分子をその核に結合させ、物質の
「単位ブロック」ともいうべきものを構成します。
これらの物質の「ブロック」は物質性の主の活動のもとにあり、
惑星のからだの形態(ガス体や物質体)を
かたちづくるためにエレメンタル(精霊)を支配します。
愛のエネルギーそのものは完全に非人格的なものであり、
善でも悪でもなく、それを使用するものの動機に従います。
質問 あなたは、悪の勢力は磨羯宮(カプリコーン)の
時代の半ば(今から3500年後ぐらい)に滅ぼされると言われました。
これは物質にどのように影響しますか。
答え 全然影響しません。
物質性の勢力は下降の弧上(経路)にあります。
悪というのは、彼らの活動が進化(上昇)の
弧上にある我々人類の上にあふれ出る結果、悪となるのです。
磨羯宮の時代に起こる悪の勢力の絶滅とは、
進化弧上の物質界、情緒(アストラル)界、
識心(メンタル)界における彼らの活動の絶滅です。
これが起こる時、我々の惑星のロゴス(サナット・クマラ)は
宇宙のイニシエーションを受けることができ、
それによって我々の惑星は聖なる惑星の仲間入りをします。』
№1181につづく
ベンジャミン・クレーム氏は『魂は完全無欠でありますから、
魂の界は一種のパラダイス(天国)でした。
アダムとイブの神話はパラダイスから
肉体の身に転生してくる下降を象徴しています。
魂はその低位の乗り舟(メンタル体、アストラル体、肉体)を
通して、己自身を不完全にしか顕現することができませんから、
それはある意味で、不完全なものに、つまり
聖書で呼ばれている「悪」に降下しているのです。
良いとか悪いという意味での悪ではなく、
魂のレベルに比較して不完全であるという意味での悪』と言っていました。
霊的なモナドのエネルギーが、逆進化、あるいは
退化して物質界へ降下していく過程で、物質的な性質が多くなります。
こうして物質的なエレメンタルエッセンスがあつまることで
鉱物王国が生まれ、鉱物王国から植物王国、動物王国へと段階的に
物質性を制御することで、私たちは人間に進化してきました。
『マイトレーヤの使命 第2巻』に次のような質疑応答があります。
『質問 物質は永久に霊化されたままなのですか、
それとも、その霊性を維持するために
霊的エネルギーの継続的補給が必要なのですか。
答え 退化と進化の永久的な過程において、
霊はあらゆるレベルでそれ自身を物質(その反対極)へと
退化させており、物質は霊へと進化しています。
この過程が霊的におこります。霊の一つの
レベルがあるのではなく、無限なレベルがあります。
従って、進化過程を通して霊化された物質は
より一層高い霊のレベルへと移動し、その過程によって
その“物質的な”面をより一層失っていきます。
私たちが霊と呼んでいるものは宇宙物質界の
一部でしかないことを覚えておくべきです。
言い換えれば、霊とか物質とかいうものは比較的な言い方です。
質問 愛は原子の微分子を結合させあっておくエネルギーだと、あなたは言われます。
そしてまた、悪の勢力の役割は物質性の面を支えることであるとも言われます。
この二つの主張は矛盾するように思えるのですが、どうなのですか。
答え 実際に矛盾はありません。
愛のエネルギーは磁力的な結合的な力(フォース)であり、
原子の微分子をその核に結合させ、物質の
「単位ブロック」ともいうべきものを構成します。
これらの物質の「ブロック」は物質性の主の活動のもとにあり、
惑星のからだの形態(ガス体や物質体)を
かたちづくるためにエレメンタル(精霊)を支配します。
愛のエネルギーそのものは完全に非人格的なものであり、
善でも悪でもなく、それを使用するものの動機に従います。
質問 あなたは、悪の勢力は磨羯宮(カプリコーン)の
時代の半ば(今から3500年後ぐらい)に滅ぼされると言われました。
これは物質にどのように影響しますか。
答え 全然影響しません。
物質性の勢力は下降の弧上(経路)にあります。
悪というのは、彼らの活動が進化(上昇)の
弧上にある我々人類の上にあふれ出る結果、悪となるのです。
磨羯宮の時代に起こる悪の勢力の絶滅とは、
進化弧上の物質界、情緒(アストラル)界、
識心(メンタル)界における彼らの活動の絶滅です。
これが起こる時、我々の惑星のロゴス(サナット・クマラ)は
宇宙のイニシエーションを受けることができ、
それによって我々の惑星は聖なる惑星の仲間入りをします。』
№1181につづく